HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

MENU

ライター:yoshimo

顧客の満足と信頼は百千の宣伝に勝る 『苦労して成功した中小企業のオヤジが新人のボクに教えてくれた「上に立つ人」の仕事のルール』

時代は平成元年、バブル景気真っ最中の大阪。 主人公が入社した会社は、バブル期独特の華やかさの欠片もないビル管理の中小企業。そこで社長兼会長(オヤジ)の秘書役にとして「アホ」「ボケ」「帰れ」と、毎日怒鳴られながら働いている。 “入る会社を間違え…

かっこ悪いくらいもがいていた「裏側」 『小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法』

本書は、はあちゅう氏と村上萌氏の共著になり、お二人が現在に至るまでに、必死にもがき苦しんでいた「裏側」の部分が書かれています。 本書の構成は「迷子になった“自分探し期”」、「転機となった“試行錯誤期”」、「軸が固まる“理想の自分実現期”」、「私た…

さぁ、恥をかこう。『多動力』

最初の一歩を踏み出すこと。 言うは易し行うは難しとはこのことではないでしょうか。『多動力』の重要性は様々な媒体で語られてきましたが、その前に自分の行動を抑制してしまう心理的ブロックを崩さないといけません。 それは、他人からどう見られているだ…

行動する人へ 『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく作者: 堀江貴文出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/11/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (46件) を見る あなたが「ゼロ」ならば、何をかけても「ゼロ」のままだ。 物事の出…

このままだと一生このまま 『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

本書はまだ何者でもなかった堀江貴文氏の積み重ねた「イチ」の軌跡を見ることができ、そこには堕落した麻雀漬けの大学生活、女の子に声をかけることができなかったことなど、語りたくない過去なども記されており、著者が「どこにでもいる学生」だったことが…

自分、このままやと変われへん思うねん。 『夢をかなえるゾウ』

本書は、変わりたい、成功したいと思っても、上手くいかない主人公と関西弁のゾウの姿をした神様「ガネーシャ」による「夢をかなえるため」のドタバタ小説になります。 ガネーシャが提示する課題をどんどんクリアしていく主人公ですが、その最中で「何かに期…

堀之内さんは、なぜいつもお金を出さないのですか? 『どん底からの成功法則』

読者の皆さんは、「¥マネーの虎」という番組をご存知でしょうか? 吉田栄作さんが司会を務め、起業家が事業計画をプレゼンテーションし、投資家らが出資の可否を決定するという番組です。その中で、志願者に説教はするが出資をせず、しびれを切らした吉田栄…

いくら実力があっても、上には行けない人も沢山いるし、その逆もある。『島耕作の名言集』

本書はマンガ『島耕作』シリーズの中から、人間関係を中心に、仕事を進める上で大切な100の名言が収録されています。 出世競争、左遷、上司からの理不尽な叱責、同期の裏切り……様々な問題が勃発するサラリーマンの世界。 仕事ができたわけでもない、エリート…

捨て続けて残った“本質”『シンプルに考える』

本書は、元LINE株式会社代表取締役社長の森川亮氏のビジネスで成功するために、何が最も大切なのかを、シンプルに考え、実行してきたことの記録になります。 「シンプルに考える」とは著者の信条です。「あれもこれも大事」と悩んだり、多くの事柄に力を分散…

他人を頼れない、責任感が強く不器用な人に読んでいただきたい。『なぜかまわりに助けられる人の心理術』

本書は人間関係をより良くするために、メンタリズムを利用しようという趣旨で書かれています。 人間関係で悩んでいる人がいるとしたら、それはその人が相手に対して「やってあげる人」、例を出すなら、売れないバンドマンの彼女などの「尽くす人」ではないで…

探せ!この世の全てをジムに置いてきた! 『筋トレが最強のソリューションである。』

筋トレとプロテインでこの世の99%の問題は解決します。本当です。 Q.筋肉が解決することってなんですか?A. スーツが似合わない 後輩になめられる 上司の説教の的になる DQNにいちゃもんをつけられる 酔っ払いに絡まれる上記を解決します。 Q.自信が無いで…

桁外れの結果は桁外れの準備 『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』

著者はサンリオ常務取締役の鳩山玲人氏であり、“会社員として与えられた環境下で、いかに人々の期待を超え、求められる以上の結果を出し続けるか”というテーマで書かれています。 本書は、著者自身が”どのような考えで仕事に取組み、チャンスをものにしなが…

部下のやる気より上司のやり方『「教え方」の教科書』

もうすぐ4月ですね。そうすると新入社員がやってきますね。皆さんも多くの「新人エピソード」を持っていると思います。 また、この時期には新人教育も一旦落ち着き、残っている人、辞めてしまった人など、来年の新人教育のために、多くのことを振り返るのに…

Francfranc創業者の仕事と遊びの考え『遊ばない社員はいらない』

著者はインテリアショップ「Francfranc」経営者、株式会社バルス創業者の高島郁夫氏であり、「よく遊ぶ人」と呼ばれている。 「よく遊ぶ人」である著者のビジネスに対する考えは、「人々の喜びからビジネスが始まる」ということである。 人々が喜び、その対…

星野リゾートの事業展開の背後には常に「教科書」が存在している。『星野リゾートの教科書』

星野リゾートは旅館・ホテルの運営会社である。長野県軽井沢町で創業し、4代目の経営者である星野佳路社長は、顧客満足度アップと収益力向上の両立を掲げ、会社を成長させてきた。そして、この10年で軽井沢の老舗企業から、全国でリゾート施設を運営する企…

これから世の中に出ていく女の子へ。 『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』

女の子。 大好きな人と恋愛をして、結婚する。そして、可愛い赤ちゃんを産んで、家族の皆が笑顔の絶えない家庭を持ちたい。 女の子たちのささやかな願いの一つだと思います。 そんな女の子たちに著者は質問をします。 結婚相手がぶっ壊れて、暴力を振るうよ…

働いて、お金を稼ぎなさい。そうして強くなりなさい。 『この世でいちばん大事な「カネ」の話』

お金が無いということはどういうことなのか。 貧乏と暴力に彩られた著者の10代。貧困がもたらす抜け出すことのできない貧困のループ。貧困から抜け出したくても抜け出せない。 貧しさは人から様々なものを奪っていた。人並みの暮らし、教育を受けさせること…

地図を持たずに冒険すること『仕事は楽しいかね?』

「とにかく僕の話を聞いてほしい。 僕たちの社会では、時間や進歩に対して直線的な見方をしている。 人生とは、やるべきことの仕事や習得すべき技術や到達すべきレベルの連続ですよ。目標を設定して、それに向かって努力しなさい、とね。 だけど、人生はそん…

信頼関係に基づく高等技術 『お笑い芸人に学ぶ いじり・いじられ術』

「実践している人」 どこかの本に書いてある道徳や哲学、正論、教訓をわが物顔で話す、行動が伴っていない職場の上司よりも「実践している人」が著者の本を紹介したいと思っています。 その一つとして「コミュニケーション能力」が必要であり、それがなけれ…

ふいのボディタッチよりも大切なこと 『モテようとしなくてもモテる女になれる本』

男の人ってどんな人と付き合いたいの? モデルみたいな子が良いの?グラビアアイドルみたいな子が良いの?男性はどんな人を愛するのか……… 男性はメリットがないと恋愛をしません。それは社会的な生き物であり、恋愛が自分の社会で自己実現にプラスになると思…

得やすいものは失いやすい 『30日で人生を変える「続ける」習慣』

沢山の本を読んで、得た知識も知恵も、時が経つにつれて忘れてしまう……… 世の中には沢山の本があふれています。「少しでも世の中を良くしたい!」「少しでも悩んでいる人の為になれば!」そんな作者の願いが込められた作品は確かに私たちに届きますが、なか…

ホステスー「また君に会いたい」と思ってもらう仕事 『昼間は心理カウンセラー 銀座No.1ホステスの心をつかむ話し方』

私の職場には極端にタイプの違う上司がいます。 「仕事ができるが、周りに人間が集まらないタイプ」「仕事はできないが、周りに人間が集まるタイプ」 非常に不思議でした。 仕事はできるのだが周りに人はおらず、職場では孤立気味になり、誰も彼に意見を言わ…

【書評】余命1年―私が私に暗示をかけたこの言葉。それは、私にとって魔法の言葉 『29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。』

「源氏名はどうしようかしら?」 「源氏名?」「お店での名前よ。ニックネームみたいなものね」 私はちょっと考えてから答えた。「あまり……アマリにします。余りものの”アマリ”」 著者、葉山アマリさんの名前の由来です。 “余りもの”とは一体、何のことなの…

すべてはいい女を抱くために『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』

「人生山あり、谷ありと申しますが、私は日本海溝のようなドン底から這いあがり、なんとか生き延びてきたのです。銀のスプーンを咥えて裕福な家庭に生まれてきたわけではなく、終戦直後の貧しさにも耐え忍んできました。その後、幸運にも高度経済成長の波に…

世の中に特別なこととか特別なものは何もない、とつくづく思うわけです。イエローハット創業者の哲学 『凡事徹底』

本書はイエローハット創業者の鍵山秀三郎氏の著書であり、著者が大事にしている「凡事」というものがいかに力を持っているか、ということを一人でも多くの方に知ってもらいたいという目的で書かれています。 「凡事」とは何を指すのでしょうか?それは、朝起…

相手も自分も大切にしたい人へ 『アサーション・トレーニング』

「僕がFacebookをつくったのは、会社を作るためではありません。“世界をよりオープンで、皆がつながり合える場所にする”という使命を果たすためです。」 これはFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグの言葉です。 アドラー心理学では「人間は対人関係の中…

神などいらぬっ…! クビ…! 『人生を逆転する名言集2』

「神などいらぬっ…! クビ…! お払い箱よ こっちから! 死ねっ…! 神など死ねっ! 上だっ…! おまえよりわしが…上!」 血液をかける狂気の「鷲巣麻雀」にて、「鷲巣巌」は悪魔じみた天才「アカギ」と勝負をして1100㏄の血液を失い、死が目前まで迫っている状…

お前らに逆転などないわ……このゴミめら! 『人生を逆転する名言集』

ざわ・・・ざわ・・・ ざわ・・・ざわ・・・ 福本ワールドへようこそ。ゴミめらの皆さんはこの現実世界をどうお過ごしでしょうか。(利〇川より) 世の中には沢山の名言集があります。著名人、芸能人、プロ野球選手、オリンピックメダリスト、創業者などなど…

ずっと心に引っかかっている。『人生で大切なたったひとつのこと』

“80年後のある日、あなたが100歳、私が134歳になり、私たちがみなうんざりするほどやさしく、愛情たっぷりになったら、私に短い手紙を書いて、あなたの人生がどうだったかを教えてください。とてもすばらしかったよ。とあなたが書いてくることを願っています…

理路整然と経営を行い、理路整然と間違い、理路整然と潰れていく。 『安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生』

ドンドンドンドーンキー ドンキホーテー♪ 読者の皆さんは「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」に行ったことはあるだろうか。私は高校1年生の時、部活用具の入った大きい荷物を持って店内に入り、積み上げられた洗剤のタワーを豪快に倒した記憶がある。そして店側…