HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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すべてはいい女を抱くために『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』

「人生山あり、谷ありと申しますが、私は日本海溝のようなドン底から這いあがり、なんとか生き延びてきたのです。銀のスプーンを咥えて裕福な家庭に生まれてきたわけではなく、終戦直後の貧しさにも耐え忍んできました。その後、幸運にも高度経済成長の波に乗りことができ、お金を稼ぐコツみたいなものを自分なりに見つけました。

なぜ、お金を稼ぐのか?
それはなんと言っても魅力的な女性とお付き合いしたい、その一点に尽きます。

人には様々な欲望がありますが、私の場合、車や家にはほとんど関心がない代わり、美しい女性とセックスしたいという欲望は、今も尽きることがありません。

仕事も女性とのお付き合いも“死ぬまで現役”と心に誓っております。」

14歳のころに童貞喪失し“世の中にはこんなに楽しいことがある”と気づいてから60年間、世界中の美女とセックスがしたいと考えながら日々を送るようになった著者は人生の目標を“お金持ちになる”ことではなく、“お金持ちになって好みの女性とエッチすること”を目標に生きていきます。職業を鉄屑拾いからコンドームの訪問販売(実演販売も含む)に変更し財をなし、高度経済成長期に投資や金貸業で財を増やしていきます。

「お前の目標はなんだっけ?」
「はい。金を稼いでいい女とエッチすることです。」

新地や銀座のクラブのホステスに騙されるなどの失敗談を山ほど積み、付き合ってくれた女性には金一封を差し上げる。CAと仲良くなるために30万円を差し出す。道端でヤクザから現金入りのバックを強奪されそうになった際に左足の付け根をナイフで刺されるも「エッチを続けていけるように神様が金玉直撃を避けてくださったのだ。」と神様に感謝する。

そんな著者自らが認める“助平ジジイ”の助平をするためのビジネスでの生きた知恵、助平根性で乗り越えた波乱万丈な一生をぜひ、読者の皆様に読んでいただきたいと思います。

「明日はどんな娘とエッチできるのか。そう考えるだけで若さが蘇ってきます。
そのために、今でも毎日仕事をしてお金を稼ぐのです。
私の目標を他人は馬鹿にするかもしれません。でも、私はずっと本気でした。
どんな目標でもいい、目標をもって本気でやれば年齢なんて関係ありませんし、いつかその目標は叶うはずです。

好みの女性とエッチしたい。

その一念でここまで来た私が言うのですから間違いありません。」

あなたの目標はなんだっけ?