HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】こだわりのスーパーマーケット、成城石井の商品開発ストーリー『成城石井 世界の果てまで、買い付けに。』

成城石井は私のお気に入りのスーパーの一つです。あの小さいスペースに魅力的な品揃えが詰め込まれていて、いつもついふらっと引き寄せられてしまう。中でも総菜コーナーのアジアン系のフォーやシンガポールラクサ、デザートコーナーのゼリーやチーズケーキ…

【書評】3年間で売上規模を4倍にさせたノウハウとは。『時代を生き抜くリーダーに必要な「多動×巻き込み力」』

「関わるすべての人の人生を、『ワクワク』と『成長の渦』に巻き込む!」これが本書執筆開始時点に於ける著者の唱えるミッションだそうだ。そんな著者は、じっとしていられない「多動力」な人間で、加えて「失敗力」、田舎者コンプレックスによる「コンプ力…

【書評】こんな授業が受けてみたい!『伝説の授業採集』

それぞれの授業が全て伝説なので、非常に面白い。クリエイティブな人にも、そうでない人にもおススメ!(ちなみに自分はクリエイティブではない方かも) 日本全国津々浦々、海外はアメリカ、ヨーロッパからアフリカまで、学校の授業から企業研修から家庭の教…

【書評】令和リーダー像とは『だから僕たちは、組織を変えていける —やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた』

リーダーシップに関するビジネス書は数多く存在するが、どれも成果を出すためにどうするからに焦点を絞っている。令和になり従業員の価値観は"幸せになりたい"に変わって生きてる。ではそんな中でどうやってリーダーシップを取っていけばいいのだろうか。答…

【書評】なんとなく避けてきたが、読んでみたら超良かった『グロービスMBAミドルマネジメント』

ビジネス書を読む人ならこのシリーズをよく見るだろう。本屋に行くと確実に置いてあり、統一感のある背表紙が目を引く。値段は3000円。高いし、センスないから中身も大したことないだろうとこれまで読んでなかったシリーズだ。読んでみたら超良かった。早く…

【書評】なんとなく避けてきたが、読んでみたら超良かった『グロービスMBAミドルマネジメント』

ビジネス書を読む人ならこのシリーズをよく見るだろう。本屋に行くと確実に置いてあり、統一感のある背表紙が目を引く。値段は3000円。高いし、センスないから中身も大したことないだろうとこれまで読んでなかったシリーズだ。読んでみたら超良かった。早く…

【書評】「面白い」を追求する生き方とは。『面白くなければ仕事じゃない』

タイトルだけで選んで手にした本書であったが、その内容は予測していたものとはちょっと違っていた。というのが、著者の職種がかなり特殊で、コンビニチェーンに置くカップ飲料の企画、製造を行なう会社の社長さんであり、奇抜なアイデア商品、コラボ商品を…

【書評】想いをカタチにすれば壁は壊せる。『ブレイクスルーブランディング』

多くの問題を解決し、自分たちの想いやビジョンを実現しながら経営的にもうまくいく方法、それがブレイクスルーブランディングです。そう、はじめに著者は述べている。一般的なブランディングと何が違うのか?ブランディングは、選ばれ続ける仕組みを作り、…

【書評】ローリスク・ハイリターン『メモで未来を変える技術』

著者は上場企業に勤務する心理カウンセラー。サラリーマンとカウンセラー、2足の草鞋を履きながら多くの書籍を出版している。そんな、スーパーサラリーマンに見える著者も2度の大学受験失敗、非モテ、就職挫折。社会人としての滑り出しは苦行難行だったよう…

【書評】1冊目にどうぞ!『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発』

アジャイル開発とは、はじめに開発品を決めてから開発に取り掛かるのではなく、2週間くらいのスパンで開発を行い、方向性を修正しながら開発を進める手法である。アジャイル開発の本はこれまで何冊も読んできたが1冊目にこれを読んでいればよかった。 アジ…

【書評】評価経済社会を生きる上で必要な戦略『「いいひと」戦略 超情報化社会におけるサバイバル術』

「いいひと」戦略このタイトルだけ見ると、私も含めた多くの人は、“あざとい”と思うだろう。 戦略として“いいひと”を演じるわけなので、確かにあざといかもしれない。しかし、時代に合った生き方をしなければ、逆に辛くなるだけではないだろうか。 著者は、…

【書評】上司から熱い話を聞かされている気分になるリアルな本『そうか、君は課長になったのか』

ビジネス書って綺麗ごとを並べていて、リアリティがないなぁと思うことはないだろうか。本書は東レ経営研究所にて社長まで上り詰めた佐々木氏が部下に向けて書いたような本だ。 本書はまず課長になったら何をするべきか、社内政治はどうするのかよいかどうや…

【書評】 「成功のハシゴ」をのぼるのは受け取る人か、与える人か? 『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』

本書で議論されている人には「ギバー(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(バランスをとる人)」という、人間の思考と行動のタイプを3種類の人間に分けて記されている。 現代の成功者を例に挙げ、どのような人がテイカー、ギバーやマッチ…

【書評】働き方に悩める日本人『日本人が知らない世界標準の働き方』

日本、イギリス、アメリカ、イタリアの現地組織で就労経験を持つ、著者が海外の働き方の事例やデータを元にこれからの働き方について提言する。 まじめで働き者だけど、実は仕事が嫌いで、社会人になったらほとんど勉強もしないし、転職もしないという多くの…

【書評】ビジネスの舞台裏では何が起きているのが『チームのパフォーマンスを最大化する! 組織心理学見るだけノート』

部下のモチベーションが上がらない。部内の雰囲気が悪い。そんな人間関係の秘密を解明するのが組織心理学である。組織心理学を学べばどのようにして、人々のモチベーションを引き出し、生産性を高められるのかがわかる。 本書はそんな組織心理学を図解しなが…

【書評】理想と現実、ビジネスとスロー、経済と幸福『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済』

経済的成功が唯一の成功ではない。理想と現実を両立させる仕事のやり方が記されている。 著者:影山知明マッキンゼーからベンチャーキャピタル創業を経て、シェアハウスとコーヒーショップをオープンさせ、食べログのカフェ部門で全国No1を獲得した異色の経…

【書評】名著の主人公や偉人を自分の心に定住させる『20歳の自分に伝えたい 知的生活のすゝめ』

辛いときや不遇な状況下にいる時は、とにかく本を読みまくって、感銘を受けた登場人物やその著者を自分の精神世界に住ませると案外乗り越えられるとのこと。 著者はテレビにも沢山出演されている齋藤 孝さん。 少し変わった発想だが、明日何が起こるか分から…

【書評】幸せになるための「自己選択権」について『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』

色んな会社の人事評価度上位5%の社員に対して、アンケートをとったり、AI分析を行って、彼らにどのような習慣があって、どんな考え方で日々行動しているのか調査し、一冊にまとめた本。 働きがいに関するアンケートでもっとも自覚があったコメントは、「承認…

【書評】本質に次ぐ本質『会社という迷宮 経営者の眠れぬ夜のために』

超ベテランの経営コンサルタントである石井光太郎氏が、自身の30年以上に及ぶコンサルティング経験を振り返って、今過去のクライアントと対話するとしたら、こういう話をするだろうと取りまとめられた本書。願わくは、これからの経営者の方々への応援歌とな…

【書評】これで人間関係の悩みは減る?!『人生の法則「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人 電子版』

大阪芸術大学で一番の人気講義だそうだ。著者岡田斗司夫の欲求4分類法はYouTubeにあがっている。分かりやすいので思わず耳がいく。本書はその4分類法の解説書だ。人間を、何を喜ぶか、すなわちその欲求の方向で4タイプに分ける。妥協を許さない「理想型」勝…

【書評】仕組み化を制するものはビジネスを制する『とにかく仕組み化 人の上に立ち続けるための思考法』

大ヒットシリーズ「リーダーの仮面」「数値化の鬼」に続く待望の続編。1作目で著者のファンとなり、続く2作目、そして今作と期待を大きく上回る内容ばかり。 私自身経営者という立場だが、3作通じて共感と驚愕の連続であった。何よりすでに自身の仕事におい…

【書評】自分のコミュ力が高いと勘違いしていたことを痛感『頭のいい人が話す前に考えていること』

人から理解され信頼を獲得する話し方が惜しみなく説明されている。人は相手を信頼するときは、傾聴されるだけでなく、共感を得ることでもなく、適切なアドバイスを受けることでもなく、「相手が真剣に自分のことを考えてくれている」ことで信頼できる人か、…

【書評】一日中TikTokを見て時間を消費している人へ『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』

仕事が楽しくない。暇な時間はTikTokをずっとみている。人生を消費しているだけな気がする。そんなあなたへ、まずはこれを読め。Amazonで読み放題だし、あなたの好きなyoutubeであっちゃんが解説しているものでもいい。これを読めばやりたいことが確実にみつ…

【書評】管理職になる前に読んでおきたい『共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』

著者は経営者・中間管理職向けに、人材育成、チームビルディングの指導を行なうコンサルタント。上場企業はもちろん、国の機関や商工会議所など全国からお呼びがかかる人気講師。また、コミュニケーションに関する書籍を10冊以上、上梓しているベストセラー…

【書評】管理職になる前に読んでおきたい『共感されるリーダーの声かけ 言い換え図鑑』

著者は経営者・中間管理職向けに、人材育成、チームビルディングの指導を行なうコンサルタント。上場企業はもちろん、国の機関や商工会議所など全国からお呼びがかかる人気講師。また、コミュニケーションに関する書籍を10冊以上、上梓しているベストセラー…

【書評】あなたの欲望は誰のもの?『欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア』

人に薦めてもらわなければ、手に取ることを躊躇するようなタイトルの本ですが、1行目からパンチラインよろしく、「この本は人がなぜそれを欲するのかについて書いたものだ」と、非常に哲学的。本書ではルネ・ジラールというフランス出身の哲学者の「模倣理論…

【書評】転ばぬ先の杖『お金の壁の乗り越え方 50歳から人生を大逆転させる』

著者は、サラリーマンの傍ら空いた時間に投資に取り組むことで資産拡大を果たした人物。その後、独立起業、ビジネスを成功させた“お金の専門家”である。米国公認会計士の資格を有していることもあり、鋭い金銭感覚を持ち、物事の本質を見抜く力と効率の良い…

【書評】グローバル社会だからこそ知りたい。『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』

20代前半、ニューヨークへ語学留学に行った時、友達になった外国人が自国のことを話しているのに対して、私が日本のことをほとんど話せず、韓国人の友人に日本のことを教えてもらった、情けない思い出があります。 そこから、日本の文化・教育・歴史について…

【書評】一流教師から学ぶ林 修氏の「仕事は”勝ち負け”で考える」『林修の仕事原論 - 壁を破る37の方法』

東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行を5か月で退社し、東進ハイスクールの講師となった林 修氏。 現在ではTV番組のMCや講演など様々なところで活躍しているが、一流講師になるために普段どのように仕事と向き合い、どれほど自分にシビアに向き合っている…

【書評】生成AIで世界は変貌。それでも残るのは何?『AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方』

生成AI(ジェネレーティブAI)がどんなものかを解説し、仕事、学び方、イノベーション、リーダーシップ、リテラシーの観点から現在から今後どのようになっていくのかを体形的にまとめられた一冊です。 これまでのAIから昨今の急激な進化の源にあるのは生成力…