HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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Kota Nomura

【書評】戦後の温泉地の日常『漫画 黒川温泉新明館』

黒川温泉は熊本県にある温泉だ。戦後すぐの黒川温泉の日常が描かれている。温泉というの昔からあるが、昔は日常にどのように溶け込んでいたのかがすごくわかる作品だ。 源泉から温泉を湯船に引く必要があるが、昔はどうやって引いていたのだろうか。答えは竹…

【書評】仕事で1番使うのはExcelじゃなくてアウトルック『アウトルック最速仕事術 年間100時間の時短を実現した32のテクニック』

仕事の生産性を高めようと思ってエクセルのショートカットキーを覚えている人へ。1番使うのはアウトルックですよ。アウトルックを使っている時間は1日約2時間。年間で500時間にもなる。アウトルックの時短が最も生産性の向上につがる。 本書ではアウトルック…

【書評】足踏みするな!前へ進め!『世界で一番やさしい考え方の教科書』

本書は『世界で一番やさしい会議の教科書』、『世界で一番やさしい資料作りの教科書』に続く第三弾だ。ラノベでものすごく大事なことを学べるシリーズ。今回は考え方だ。 「もっとよく考えて」、「明日までに考えておいて」。言われたことがある人は多いだろ…

【書評】女性目線での混浴の良さ『だから混浴はやめられない』

日本には現在もいくつもの混浴が残っている。湯が沸いたところに作ったもの。湯治目的で作り、いまだに残っているもの。現在は新しく混浴を作ることはできず、改装もできない。なくなろうとしている日本文化の一つだ。 本書では女性目線での混浴温泉の良さ、…

【書評】テレビ局を手に入れた!『トリリオンゲーム(4)』

カリスマと天才プログラマーがタッグを組んで一兆円企業を作るまでの物語。本巻ではとうとう2人はテレビ局を手に入れるところまで来た。 権力に打ち勝つために、主人公達が次に考えたのはテレビ局を手に入れること。手に入れるためにはまずはお金が必要だ。…

【書評】次期社長は腹違いの息子にするか『社外取締役島耕作(2)』

島耕作はTECOTを勇退し現在は社外取締役を務めている。社長は倒れ、次期社長を決めなくてはならないし、横領事件解決のために探偵も雇わないとダメだし、相変わらず大変な人生を送っている。 島耕作はある会社の社外取締役をしている。上場はしているものの…

【書評】組織開発に関して知りたければまずこれを読め『図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ』

学習する組織とかビジョナリーカンパニーとかティール組織とかなんかよくわからんが色々聞いたことはあるだろう。自分の部下はどのように組織するのが正解かを知りたいが、どれを読んだらいいのか。そんな時にこれを読もう!なんと、amazon unlimitedで無料…

【書評】システム思考になろう『マンガでやさしくわかる学習する組織』

マンガでやさしくわかる。と、書きながらなかなか文章も多いしなかなか難解だ。本書は『学習する組織』をわかりやすくしたものである。なかなか難解だがそれがいい。 まずは『学習する組織』についてchatgptに小学生にでもわかるように説明してもらったので…

【書評】知財部とのやりとりの仕方がわかる!『技術者・研究者のための 特許の知識と実務』

研究を行い良いものが開発できた。特許を取ろう。そんなときに特許はとれるのか、特許を取るために必要な情報は何か。知財部にどんなふうに相談したらいいのか。それがわかるのが本書だ。 タイトルの通り本書は技術者・研究者のための本だ。知財部向け、弁理…

【書評】社会人として思春期を拗らしているあなたへ『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ』

「同期が成果を出した!出世した!難関資格を取った!」、「自分は何も誇れるものがない!」、「給料があがらない!」、「スペシャリストになりたい!」、「すごい後輩がいる!」。そんな社会人10年目の人のための悩み相談集が本書だ。 上記のような、悩みが…

【書評】また役職が変わった!『社外取締役 島耕作』

課長、部長、取締役、常務、専務、社長、会長、相談役、そしてとうとう社外取締役だ! 社外取締役とは、意思決定者に社外のものを置くことである。社内の人間では、いろんな忖度が働いてしまうが、社外の人間だと利害関係なく意見ができる。それが社外取締役…

【書評】リーダーシップ、交渉術の教科書『キングダム』

今になって初めて『キングダム』を読んだ。評者は、流行り物を敬遠するところがあり、これまでよんでいなかったが、先週から読み始め現在46巻。非常に学びの多い漫画だ。 本作は中華統一の物語である。主人公の信は下僕出身、偶然後の始皇帝こと、政と出会い…

【書評】いつのまにか完結!『Dr.STONE』

単行本派にはよくある事、「そういえば、この漫画最近読んでないなぁ。。マジか、いつのまにか終わってたか!」本作もそうであった。『Dr.STONE』完結!!。 ある日人類は謎の光線で石化した。しかし数千年後、偶然何名かの人類は目覚めた。文明が滅びた地球…

【書評】youtuber朝倉未来の『路上伝説』

本作は有名youtuberの朝倉未来(みくる)のもう一つのストーリー?の漫画だ。LINEマンガで読むことができる。中学生の朝倉未来はなぜ戦うのか。 本作は朝倉未来が主人公だ。また、youtuberのメンバーの岡くんや吉田くんも出てくる。中学生の未来は疑問を持っ…

【書評】容姿・資格・学歴・肩書き・実績、錯覚資産は重要『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

YouTubeを見るとき、動画はどうやって選ぶだろうか?。サムネイルとタイトルをまず見て選ぶだろう。内容よりも再生数の初速はタイトルとサムネイルできまる。人生も勘違いさせることが重要だ。 本書はタイトルの通り『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさ…

【書評】コミック版!境界知能とは?『ケーキの切れない非行少年たち』

ケーキがあります。3人で食べるにはどうしたら良いでしょうか?りんごが5つあります。3人で食べるにはどうしたら良いでしょうか? 本作はベストセラーとなった新書のコミック版である。全5冊、是非多くの人に読んでいただきたい本だ。 本作ではIQが70-85の境…

【書評】ストレングス・ファインダーのコード付き!『ザ・マネジャー 人の力を最大化する組織をつくる ボスからコーチへ』

これまでの従業員にひとにかく給料を払っておけばよかった。しかし、今人々の価値観は大きく変わってきた、給料だけでは従業員を雇い続けることができない時代が訪れている。 給料が高くて満足度が高い仕事は終わり現代は、目的、成長がもっとも従業員にと…

【書評】ガーシーはどうやって生まれたのか『死なばもろとも』

今話題のガーシー。本書はガーシーがどうやって生まれたのかが良くわかる本だ。ガーシーがギャンブル中毒だったなんて知らなかった。 さて、ガーシーについて、知らない人はいないと思うが簡単に説明しよう。ガーシーは元々芸能人相手に女の子をアテンドして…

【書評】選ばなかった人の物語、生々しい葛藤『ミューズの真髄

』 本作を知ったのは1ヶ月ほど前Twitterで。バズっていたのが流れてきたから読んでだけだったが、続きを読むとその物語は全く別の物語であることが分かった。Twitterでの見知っている人は絶対に続きも読むこと。 本作の主人公は社会人で事務職の女の子美優。…

【書評】とうとう52年間の会社員生活を終え退職『相談役 島耕作(6)』

課長、部長、取締役、常務、専務、社長、会長、相談役となり、とうとう島耕作は勇退となった。まだまだ、働きたい島耕作の次回作は社外取締役だという。 相談役の最終巻は主に引き継ぎの話だ(笑)。社長が辞めたいとのことで、新しい社長を探しているが社内…

【書評】企業はどんな取り組みをしているのか?『こんな会社で働きたいSDGs編2』

SDGsの取り組みが2016年から始まり6年経った。いったい企業はどんな取り組みをしてきたのだろうか?。それがまとまったのが本書である。 本書では18社、1都市の取り組みが紹介されている。JTBや江崎グリコ、ミキハウス、そして北九州市などそれぞれが非常に…

【書評】チーム運営・複数チーム運営『チーム・ジャーニー』

以前紹介した『カイゼン・ジャーニー』の続編。本作ではチーム運営の仕方、複数チーム運営の仕方を学ぶことができる。 本作は前作ストーリー形式で進む。まずは一つのチームを運営し、否、一つのグループでプロジェクト達成を目指すところからだ。 グループ…

【書評】自分の職場をどうにか変えたい!と思ってる人に『カイゼン・ジャーニー』

数年前にエンジニア界隈でバズったこの本。内容は仕事がまわってない、残業が多く苦しいなぁと感じるそんな職場がだんだんと改善されていく。そんなストーリー。なんとか職場を改善したいと考えている人全てにおすすめ。 主人公が新しく入ったチームはヤバか…

【書評】自然の中に自噴する商業施設ではない温泉『野湯ガール』

サウナ漫画、温泉漫画、銭湯漫画はこれまでもあるが、とうとう2022年に登場してしまったのが本作『野湯ガール』。本作で描かれるが確かに全ての温泉はもともと野湯だ。 タイトルにある通り野湯とは自然の中に自分する商業施設ではない温泉をいう。本作の主人…

【書評】10年に一度は大きなスキルチェンジをしよう!『CHANGE LEADER 「多様性」と「全員参加」を実現させるリーダーシップの身につけ方』

1万時間の法則というのがある。1万時間取り組むとプロフェッショナルになれるというやつだ。1万時間ってのは週に40時間として5年間、他に仕事があるとなかなかきつい。週に20時間くらいなら、平日2時間、土日は5時間ずつで10年?なんとかなりそうだ。 さて、…

【書評】エクセル方眼紙を卒業しよう『データ分析の大学 10年先も揺るがないビジネススキルを身につける』

本書はデータ分析について勉強したいが何をしてよいのかわからない。そもそもデータ分析とはなんだろうか?と言った人におすすめだ。逆に言えばデータ分析をかじったことがある人が勉強したいと思って選ぶ本ではない。一般的な人が少しスキルアップするため…

【書評】今はアルコールは少量でも身体によくないのが常識!『男のヘルスマネジメント大全 ーー はたらき盛りのパートナーに『健康管理/生活習慣病/ホルモン/更年期障害/AGA/ED/性感染症 etc.』』

医療は常に進化している。一昔前まではアルコールは少量だと血行も良くなるしストレスも減るし良いと言われていたが現在では少量でも悪い点が多い。本書では男性が興味がありそうなヘルスマネジメントの最新情報がまとまっている。 まず初めに結論を書いてお…

【書評】ビートルズのコピバンがタイムスリップ。ビートルズより先に曲を出したらどうなるか。『僕はビートルズ』

また、全巻一気に買って読んでしまった『僕はビートルズ』。ビートルズは213曲を出している。もし、ビートルズにライバルがいればビートルズはどう出てくるのか?が本作のストーリーだ。いやー面白かった。 本作の主人公はビートルズのコピーバンドの4人組。…

【書評】第3次AIブームはディープラーニングが原因だ!『人工知能は人間を超えるか』

いやー、今までなんとなく表紙が好きでなくて、読んでいなかったこの本『人工知能は人間を超えるか』。さすが東大の松尾先生が書いてあるだけあって、難しいディープラーニングの原理が誰でもわかるように書いてある。とりあえずみんな読んでみた方がいい。 …

【書評】戦闘スタイルは執拗なまでもの金的『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』

積み上げた努力なんて何の意味もなかったと感じるほど強い男『川端強』という男がいる。それが本作の主人公川端強。川端は中国拳法を使いこなし、その戦闘スタイルはとにかく金的を打ち続けること。 川端強は美大を目指す浪人生だ。昼は絵を描き、夜はコンビ…