単行本派にはよくある事、「そういえば、この漫画最近読んでないなぁ。。マジか、いつのまにか終わってたか！」本作もそうであった。『Dr.STONE』完結！！。
ある日人類は謎の光線で石化した。しかし数千年後、偶然何名かの人類は目覚めた。文明が滅びた地球での、再興物語、そして、石化の正体の解明、それが『Dr.STONE』だ。
評者は、大学院まで化学を専攻していたのだが、本作は科学が学べる本だと言うところが、非常に面白い。
文明が滅びた惑星で少しずつ、科学を復活させる。農薬、コーラ、車、ドローン、船、インターネット、そしてロケット開発。最終章では、世界中でインターネットを接続しロケット開発を行った。
研究者として、「あちぃ」と思ったシーンは、最終章で2人の研究者が、何年もかかって、ロケットを開発していたところだ。周りは諦めている中2人の研究者だけは諦める事なく、楽しそうに試行錯誤している。これが、研究だろう。
さて、本書は誰にでも楽しめる科学漫画だ。ぜひ、子供から大人まで楽しんでほしい。科学の楽しさが伝われば嬉しいと思う。
