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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】社会人として思春期を拗らしているあなたへ『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ』

「同期が成果を出した!出世した!難関資格を取った!」、「自分は何も誇れるものがない!」、「給料があがらない!」、「スペシャリストになりたい!」、「すごい後輩がいる!」。そんな社会人10年目の人のための悩み相談集が本書だ。

上記のような、悩みが社会人10年目くらいで出てくるだろう。普通は、居酒屋で上司にでも相談するのか?よくわからないが。そんな上司が言いそうな解決策が書いてあるのが本書だ。中でも、評者が確かになーと、思ったことを紹介してみよう。

「追いかけるものと、ついてくるものは分けて考えよう」。例えば、評価や給料のために仕事をする人がいるかもしれない。しかし、追い求めている奴は評価がつかない。評価や給料は後からついてくるものだという。応用して考えるとyoutuberも同じだと思う。高評価やチャンネル登録数のために動画を作ると、むしろ引かれてしまうだろう。そうではなく、良い動画を作ると高評価やチャンネル数はついてくる。追いかけるものか、ついてくるものかは分けて考えることが大切だ。

「歳をとると、流行についていかなくなるのは、何度も流行を経験をしているから」。
10代のころは、新しいものが来るという経験が初めてだからすぐに飛びつくだろう。しかし、例えば50代にもなると、何回も新しいものが来ているので、流行自体に興味がなくなる。そして、どうせすぐに流行らなくなるだろうとかんがえる。だから、自分がお気に入りのものだけで流行に興味がなくなるらしい。

そういえば、本書での情報ではないが、人は14歳の時に聴いた音楽を一生聴き続けるらしい。思春期が流行に一番敏感なんだろう。仕事で悩むのも10年目くらい。大丈夫、思春期を終えたら悩みもなくなる。