HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】ITアレルギーの方にオススメ!『バックオフィス最適化マップ』

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効率化の先に増益がありますか?

本書は着金まで視野に入れており、ただの無駄削減を進めているわけではありません。

バックオフィスとは総務や経理などの社内で顧客と直接接することのない職種や業務などを指します。最適化とはその分野において人間の手間暇が過剰にかかったものをITツールを用いて簡便にすることを意味します。しかし、言うは易く行うは難しとはこのことであり、どの企業もIT化に苦戦しているのが現状になります。

本書はそのような問題点の解決のヒントをくれます。ITツールの導入、導入後の運用、増益までの道標が例をとり具体的に記されています。

目指すのは最適化した後の増益、そして単なるITを導入している企業ではなくIT活用の経験が豊富な企業です。今後、生き残るものは変化に対応できる企業と言われています。

ITアレルギーな方にはオススメの一冊です。

 

 

【書評】警官だが今日はフリー・ランスなんだ。『リンゴォ・キッドの休日』

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「神奈川県警二村刑事のお宅ですね」
そ奴は言った。舌先でとろりと溶かしたチョコレートみたいな女の声だった。しかし、警官には違いない。警官は揃って、どこの地図にも載っていない方言をはなすのだ。

舞台は横須賀、銃はトカレフが一丁、死体は三つ。
その事件を巡って、警察に公安、ヤクザ、暴走族、夜の女、情報屋、記者などと絡み合いながら、休日に所轄署の署長から内々の依頼を受けた主人公 二村永爾はドブ板通りを渡り歩く。
非番の刑事を主人公にしたことで、普通の刑事物ではなく、また、日本では成立させ難い探偵物風の筋立てにしているところはなかなか珍しい。

初出は、早川書房の単行本で1978年。もう40年以上も前になる。
流石に時代背景、風俗や情緒などは、現代からするとなかなか想いが届かないだろうが、なんとなく昔はそうだったんだろうと想像で補える。
そういうハンディはあった上でも心配は無用だ。不必要な説明をしていない為にやや難解ではあるが、優れた比喩、スタイリッシュな文体、あまり刑事らしく見えなく、そして腐肉屋な主人公の台詞回しなどが面白く読み進める助けとなってくれる。

本作は、著者のごく初期の作品から顔を出していた神奈川県警の刑事、二村永爾を主人公としたシリーズの第一弾である。中編小説の二本立てとなっている。
そして、二村永爾シリーズはその後も散発的に刊行されている。
1985年『真夜中へもう一歩』
2004年『THE WRONG GOODBYE-ロング・グッドバイ
最新刊の『フィルムノワール/黒色影片』は2014年。
著作の数々の中で、最も息の長い登場人物なのである。

 

リンゴォ・キッドの休日 (角川文庫)

リンゴォ・キッドの休日 (角川文庫)

  • 作者:矢作 俊彦
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: 文庫
 

 

【書評】未知に挑む、だから面白い!『空調服を生み出した市ヶ谷弘司の思考実験』

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夏のうだる暑さを乗り切る上で画期的な発明に空調服があげられる。ジャケットに付いたファンが服内の空気の流れを作る。人間が出す汗の蒸発を促進し、蒸発に必要な気化熱が放出されることで人の体温が下がり、涼しく感じる。コストパフォーマンスは抜群で環境に与える影響も少ない。その空調服を発明した著者がどういったメカニズムで物事を考えているのか学べるのが本書だ。空調服についてだけでなく、AIやタイムマシンといった科学技術、物理学や数学などの具体例を通じて、独自のアプローチで本質に迫る。

本書を読んで興味深かった内容が、「表面上の価値」・「水面下の価値」という考え方である。私達が普段見ている世界は全体のほんの一部でしかなく、見ていないもしくは見えない部分が圧倒的だ。水面下の価値は不透明な上にいろんな事象が複雑に絡みあっている。その見えない世界を少しでも覗けるように人は思考を繰り返し新しい発見を見つけていく。この発見こそが人々の発展や成長に繋がる大事なキーとなる。

もう一つは、「思考は楽しい」ということだ。思考は発明など高尚な内容でなくても、普段のたわいもないことで行われている。「もっとこうなったらいいのになぁ」という思いがあって、試行錯誤していく。そこには思いもよらない気付きがあり、より考えることが楽しくなる。ネット技術の発達で考えるより、まず調べることが常の現代、自分の頭で考える習慣を増やしていきたい。

空調服の発明はそもそも地球温暖化の防止を目的として、宇宙から見た地球を白くするという思考から始まったと筆者は述べている。漠然とした超スケールの始まりがどういった結果に結び付くのか全く予測できないが、その過程で思考を挟むことで中身が、よりリアリティを帯びたものとなる。改めて考えることの大切さを実感できた内容であった。

 

空調服を生み出した 市ヶ谷弘司の思考実験

空調服を生み出した 市ヶ谷弘司の思考実験

  • 作者:市ヶ谷 弘司
  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

【書評】洗練された製品は、遊び心から生まれる『その仕事、全部やめてみよう~1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」~』

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今、当たり前のように行っている仕事は、本当に必要なものなのか?本書で紹介するのは「To Doリスト」ならぬ、やらないことを明確にする「To Stopリスト」だ。

例えば、定例会議や手作業での集計、資料作成等がそれにあたる。何かを新しく始めるときや、忙しすぎるとき、仕事が非効率なときがリスト作成のタイミングだ。

また、90年代から日本より5年進んでいると言われていたシリコンバレーで働いていた著者の経験から、アメリカと日本の違いについて取りあげている。

iPhoneをはじめとするアメリカの製品は、過剰に品質にこだわる日本の製品よりも洗練され、また遊び心があり、ダイナミックな発想があると言う。

それは、著者が仕事の期限に追われ、焦っていたときに、突如リゾート地に連れていかれてわかったそうだ。仕事だけを黙々と行うのではなく、忙しいときこそ場所を変え、遊び、楽しみ、リフレッシュすることにより、視野が広がり、思考が整理され、やるべきこと、やらなくていいことの区別ができ、ダイナミックなアイディアが出るそうだ。

評者が初めてアメリカへ訪れたときも著者と同じように感じた。そこは、中部の片田舎で日本人を珍しがるようなエリアであったが、それでも日本は東京でさえも何から何まで遅れていると感じた。

人々の考え方や生き方、楽しみ方、様々なシステムやサービス、製品、どれをとってもそうだ。日本が明らかに優れているのは、「食」と「紙製品」と「清潔さ」ぐらいだろうか。

まさにアメリカ人は、人生を楽しみ大人は子供以上に、はしゃぎ、それを日常的に上手く行っている人が多かった。そのような中で生まれる製品だからこそ、洗練され、遊び心があるのだろう。日本人でそのような生き方ができ、またそれを仕事にいかせている人はごくわずか。それが今の日本の状況を物語っているように感じるのだ。

 

 

【書評】認めて信じる。大人の役割はこの二つだけ。『親が知っておきたい学びの本質の教科書 教科別編』

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子どもに生き生きとした体験をする種を植えつけるには、大人の側だって同じようにものごとに大いに関心を持ち、好奇心に満ちた目で世の中を眺める習慣が必要になる。本書では、子どもに勉強させようとする前に、まずは親が知っておくべき学びの本質を、識者たちと共に探っていく。

評者は学生時代、地理、世界史、日本史などの社会科目に対してずっと苦手意識を持っていた。ただひたすら暗記させられる感じがものすごく嫌で腹立たしかった。苦手だからテストの点数も悪い。それで余計に嫌いになる。悪循環である。

だけど大人になり、司馬遼太郎の本を読むようになると、歴史に大変興味を持つようになった。歴史人物一人一人に焦点を当て、個人のストーリーを追っていくだけで、圧倒的に面白くなる。そのストーリーが正しかろうと正しくなかろうと、そんなことはどちらでも良いのだ。まずは面白いと感じること。それだけで勉強=苦痛ではなくなる。

そもそも、人名や年号の羅列に面白さなんて見出せるわけがなかったんだ。司馬遼太郎でも池波正太郎でも何でもいいから学校の授業なんて聞かずに本や漫画を読んでおけばよかったと、今になって思う。そしてなぜ彼らの書く話はこんなに面白いのか。と考えると、やはり彼ら自身が圧倒的に変態的に歴史好きで、それが読者にも伝染するんだと思う。本書に出てくる識者たちも皆、変態である。

本書は、いろんな分野の識者たちに教科別に学びの本質を聞いていくという構成なのだが、全員に共通しているのは、受身にならずに、自ら学んでいく姿勢を大切にしているところである。そのためには自分で面白いものを見つけて、自分で掘り下げていくしかない。そう考えると、ひたすら強制的で、受身にならざるを得ない学校の教育に、果たして意味があるのだろうかとさえ思う。「学校には行かなければいけない」という常識も、親なら一度疑ってみるべきだろう。

結局、親にできることは、子供に興味開発を施して、何らかの対象に対する驚きと感動を体験する機会を与えること。そして好奇心に火をつけてあげる。いったん熱中してしまえば、子供はその分野についての知識をみずから掘り下げていくもの。一番大切なのは、くだらない常識を押しつけて子供の邪魔をしないことではないだろうか。

最後に、桜木先生は言う。
「過去の考えや古い一般論は捨てて下さい。どんどん捨てるクセをつけて下さい。子供を厳しく育てる教育法は戦前の遺物。現代社会ではただのゴミです。」

 

 

【書評】自分の価値観からはどんなキャリアが“あるある”なのかが分かる本。30歳前後あなたにオススメ『これからの生き方。』

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前半は価値観の異なる主人公たちの物語だ。バリバリ休みの日も働いて自分の力を示したい人。家族もできて家族中心で生きたいたい人。教育にまわってみんなの仕事環境を整えることに幸せを感じる人。いろんな人がいる。

後半のワーク編では自分の価値観の分析から始める。本書では14の労働価値という分析がある。労働価値には14種類あり、その優先順位が異なると「あの人とは価値観が合わないな〜」と、なるらしい。

ちなみに評者は「能力の活用」、「愛他性」、「経済的価値」、「社会的交流性」を価値としているらしい。ざっくりというと、“自分の能力を生かして色んな人と交流すること”が好きで、その上でお金が大事。昔やっていた塾講師は本当に自分に合ってたんだなぁと思う。また、ソムリエやバーテンダーへの憧れも強い。

さて、他にもキャリア形成について、スキル型、意思型、チーム型などでどんなキャリアがあるあるなのかがわかる。

評者はスキル型だ。自分のスキルで生きている。一方で30歳くらいになると同等以上のスキルの若手の登場で悩むようだ。また、自分の力がなかなかスケールしないので大きなことができない。

このタイプの“あるあるキャリア”は例えば、“やり手の右腕”だ。つまり、自分のスキルを使うべき仲間を見つけることが大事らしい。そのためには多くの人と会うことが大切だという。

さてさて、そんな感じで30歳前後で自分はどう生きればいいのか?と考える人にはドンピシャな本だと感じた。あるあるを知ることで人は生き方を見つける。そのために物語を読むが本書は物語の後に解説や分析もある。ものすごくオススメです。

 

 

【書評】カリスマIT技術者の仕事術『その仕事、全部やめてみよう』

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システム開発技術者のカリスマが書いた仕事術の本。著者は、いわゆるITベンチャー社長となったり、超有名なソフトを持つ老舗企業の最高技術責任者に就任、また、小学生からプログラミングをしている。

私は、ITインフラ業務をしているが、プログラミングは大嫌い。IT業界は、オタクでコミュニケーションが取れない人が多い。その経験から、本書の著者がプログラマーと知って、少し読む気を失った。

しかし、読み進めると、共感することが多かった。「谷」=短所を気にするのではなく、「山」=長所で攻めろ、と言ったり、血の気の多いスーパープログラマーたちを上手く連携させるために、まずはしっかりみんなの話を聞くことが大事、と語ったり。

著者は、スーパープログラマーかつスーパーマネージャーだと思った。技術をしっかりつかいこなしつつ、技術のある猛者たちといかに連携して、良いものを作っていくかの秘訣を書いている。

IT業界のことや仕事術を書いているため、IT業界のマネージャーにとてもおすすめ。IT業界の製品、ソフトウェアの名前も出てくる。

何かを成し遂げる現場の風景が見えてきて、楽しんで読めた書籍だった。

 

 

【書評】本は人よりずいぶん長く生きる『という、はなし』

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読書をテーマに、フジモトマサル氏が描いた絵に答えるかたちで、吉田篤弘氏が考えた小咄を集めたものである。

人はなぜ読書をするのだろう?
評者も本好きだが、「本の虫」とか「活字中毒」ってほどではないと思う。今までに読んだ本の数だって、そんなに多くない。あまりに分厚い本だと尻込みするし、うわー嫌だなーとさえ思う。時々嫌になってYouTubeNetflixばかり見ていたりする。それでもやはり、本のない人生は考えられない。

本を書く側の人である吉田篤弘氏でさえ、ついうっかり、映画と音楽とインターネットに山ほど時間を捧げている、なんてことがあるそうだ。

そんなときが続くと、ふいに砂漠の真ん中で、ひからびた水筒をひっくり返しているような渇望におそわれるらしい。そうして本棚に立ち戻る。

”そのときの本たちの、なんと寡黙で優しげなことか。置き去りにされていたことを恨むことなく、静かにこちらの記憶をほぐしながら、忘れていたことをひとつひとつ示してくれる。”

考えてみると、本というのは、白い紙に黒い文字がただ並んでいるだけ。こんなのを読んで面白がっているなんて、変態のような気がしてくる。ドラマとか映画の方がよっぽど楽しいやろって思う。

だけど最近は、何もかも完成されたものが多すぎて、本のこうした、ぶっきらぼうな感じが逆に良いのかもしれない。読者に自由に色付けを任せて、まさに読んだ人の数だけのストーリーが出来上がる。こうした本特有の”自由度”に魅了されて、読書がやめられないのかもしれない。難点は、一度はまると抜け出せないことである。

フジモトマサル氏の描く、読書に熱中する動物たちの絵も、シュールな吉田篤弘氏の世界観と絶妙にマッチしている。ずっと眺めていられるかわいさである。

 

という、はなし (ちくま文庫)

という、はなし (ちくま文庫)

 

 

【書評】新築でなくても大丈夫!『「リノベーション式」不動産投資の超バイブル 』

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住む場所を変える時に、「部屋が同じような間取りのものばかりで選べない」と感じたことはありませんか。
この本を読めば、「リノベーション」と「マーケティング」を不動産に施すことで個性的で入居者が途絶えない物件になります。

リノベーションとリフォームは違う。リフォームは元の状態に戻すだけ。一方、リノベーションは住む人が「心地よい」と感じ、愛着を持てる状態にすること。その中でも新築物件とコンセプトが被らない、時間の経過とともに深みを増す、
素朴で味わいのあるデザインが良い。

しかし、リノベーションされた物件は家賃も高く、普通の物件検索サイトからは出てこない。そこで、事前のマーケティング(種まき)が重要となります。具体的には、上記のコンセプトにあった家をシリーズとして束ねて、雑誌、SNS、メルマガ等で定期的に配信し、「おしゃれな生活ができる家」として認知してもらいます。そうすることで、引っ越し需要が出たときに直ぐに入ってもらえたり、引っ越す必要が無くても素敵な部屋に住むためだけに入居する方が出てくる。

本書は、不動産投資に興味があり、普通のアパートやマンションへの投資とは違った視点で検討したい方に、おススメです。また、おしゃれな家を借りたい人も本書を読んでおくと参考になると感じました。

評者は2020年現在、不動産投資の適切なタイミングなのか分かりません。一方で今後のことを見越して、今、不動産投資の勉強しておくのは必要なことだと考えます。

立地と広さ以外にも、リノベーションとマーケティングで不動産は変わる。

同じような形ばかりでワクワクしない部屋が多いので、この本をきっかけに、リノベーションが進んだ個性豊かな家が増えるといいですね!

 

「リノベーション式」不動産投資の超バイブル

「リノベーション式」不動産投資の超バイブル

  • 作者:巻口成憲
  • 発売日: 2014/01/28
  • メディア: 単行本
 

 

【書評】「うちの業務は特殊だからね。」じゃもう済まされない?!『売上が上がるバックオフィス最適化マップ』

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バックオフィスと聞いてあなたは何を思い浮かべますか。大部分の作業については、ITツールを導入することで業務改善の効率につながるのでは、といった漠然としたイメージを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。本書では、ITツールを駆使して事務作業の「無駄」を省く方法に限らず、それがいかにして社内全体の業務の最適化につながるか、業務改善の先を見据えたノウハウまでも知ることができます。

著者は、ITツールを導入し使いこなすには、部門・部署の壁を取り払うことが重要であると述べています。これは企業に勤めている多くの人が共感するポイントではないでしょうか。「このITツールは便利そうだ。」と経営陣が導入を試みても、部門ごとに必要とされるツールは異なり、結局コストをかけたにもかかわらず有効活用されないという事態は往々にして起こります。そのためには、経営陣がITツールを導入して何を成し遂げたいのかというビジョンを明確に描き、それを社員に共有することが重要になります。

また、バックオフィスの最適化が「従業員」目線だとすると、売上を上げるためには更に「顧客」目線でのITツール導入も検討することが必要になります。営業管理、販売管理、ウェブマーケティングなど、いわば攻めのITツールについても、「顧客」を軸にして見直しを図ることでそれぞれの会社にとって最適な解決方法が見つかるはずです。

本書の終盤では、「コミュニケーションツールは、結局何を使ってまとめればいい?」など、これまであまり深く考えたことはないけれども、迷いがちな質問に対するQ&Aコーナーもあり、経営者に限らず、全ビジネスパーソンにとって参考になる内容が豊富に含まれています。
20代30代の若いビジネスパーソンは、本書を参考にし、会社のITツール改善に向けた提言をしてみてはいかがでしょうか。