HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】三国志ヲタクだらけの三国志ヲタクのための漫画『三国志メシ』

タイトルからも薄々感じられるかと思うが超マニアックな漫画を見つけてしまった。その名も『三国志メシ』。

本作では登場人物がそもそも三国志ヲタクだらけだ。三国志ヲタクが作った中華料理屋さんを舞台に三国志の偉人たちが食べていただろう料理を再現するという物語である。

またそれだけでなく、時折三国志の世界へタイムスリップしてしまう。三国志の偉人達がどんな料理を食べていたかが詳しく見れるのはこの漫画だけではないだろうか。

ちなみに、私は三国志は一切読んだことはないが、面白く読めた。美味しそうな珍しい料理だけでも面白いが、三国志を知っているとなお最高に面白いのだろう。この夏は三国志を読むかなぁ。

三国志メシ 1 (第1巻) (希望コミックス)

三国志メシ 1 (第1巻) (希望コミックス)

【note】仕事の生産性を上げるおすすめビジネス書11選

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noteによる有料まとめ記事の紹介です。

 

働き方改革により仕事の生産性の向上が叫ばれている。生産性、つまり時間当たりの成果物のことだ、効率よく成果の高い仕事をすることが重要である。これまで1000冊もの書評を書いてきたHIU公式書評ブログより生産性を高めるための本の書評をピックアップした。全て読む頃には圧倒的に生産性が向上しているだろう。

書評タイトル
・生産性のまとめ本、ちょう勉強になる。
・自分にしか出来ない仕事があり、他人に伝達可能な形にしていない人は生産性を下げている 
・To Doリストはどうせ実行されない。スケジュールを分単位で作成せよ。
長時間労働ブラック企業なんてクソくらえ!!「FORTUNE」誌 best of the year
・「これについてまとめといてもらえる?」「やっておきましたどうぞ!」
・かけた時間よりも結果が重要
・コツコツとした努力は無駄
・これであなたの仕事も終わる!
・成功したいなら「方程式」を作り上げろ! 
・これが働き方の決定版? 

続きはこちら...

note.mu

【書評】本を読むことは、自分ができないことを疑似体験できる最高に贅沢な遊び『本は10冊同時に読め!』

本書は、月に50冊は本を読むという著者による、人生を楽しむための読書術が紹介されている。その方法とは、10冊同時に本を読む「超並列読書術」だ。本書に書かれている通りに読書をすれば、間違いなく人生が豊かになるという究極の読書法なのだ。

本を同時に10冊読むといっても、全く異なるジャンルの本を同時並行的に読むというものだ。これは技術もいらず、誰にでもできる簡単な方法だと著者はいう。実際に著者が「超並列読書術」で一カ月に読んだ本も紹介しているため、参考にするといいだろう。

著者が「超並列読書術」をすすめる理由は、異なるジャンルの本を読むことにより、脳の様々な部位が活性化するからだ。読書もスポーツと同じようにあらゆるところを鍛えることにより、バランス感覚や多角的な視野が鍛えられると言う。

また読書をすることで、思考力、想像力、決断力、柔軟性、将来性が養われる。さらに自分ができないことを疑似体験できるため、読書は最高に贅沢な遊びだと著者は言う。

そのため著者は、給料の半分は本代に使うようにすすめている。実際に著者もまだ給料が少ない新入社員のときでも、給料の大半を本に費やしていたそうだ。そして、そのおかげで今の自分があると言う。

本書では、庶民から抜け出すためのお金や時間の使い方、本の読み方、選び方、時間の作り方、大型書店の楽しみ方など面白い内容が満載だ。

また、世の中の富を支配する0.2%の人が残り99.8%の人を経済支配するために読んでいる本や、年代別の読んでおいた方ががいい本、また、著者の生き方や考え方を変えた本も掲載されている。著者が紹介する本は、面白そうなものがたくさんある。また、それらを読むことにより、世界観が大きく変わるそうなので、ぜひ読んでみようと思う。

本は、「あらゆる場面で生きる知恵を与えてくれる」本は、人生にとってそれほど重要なものなのだ。

【書評】ピンサロで働く定年退職おじさんの物語『はたらくすすむ』

主人公は定年退職をしたおじさんすすむ。すすむは妻を亡くし、一緒に住む娘に煙たがられ、清掃員のバイトに行く。しかし、いってみるとそれは風俗店だった。

はじめは、すすむは風俗店で働く人たちを軽蔑してるところがあったが、だんだんと、この子達も頑張ってたくましく生きていると、感じ始める。

本作は風俗店での話だが、エロではない。ちゃんと取材した風俗店の実際漫画だ。いったことがある人もあるあると楽しめるし、知らない世界を知るという楽しみ方もあるだろう。

例えば、フリスク食べまくって次の客に行ったり、性病検査はどうしているのかとか。

そして、個人的にはおじさんすすむがバイト代以上に嬢たちにご馳走したり、お金を出してしまったりしているのがすごく面白い。職業漫画は知らない世界が知れていつも面白い。

はたらくすすむ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

はたらくすすむ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

【書評】サラリーマンと同じもん食えまっかいな『ヤクザ300人とメシを食いました』

「この辺にゃそんなもんねぇから、呼んできたんだよ」

 これは、ヤクザの組長が買い取ったホテル兼別荘に招待された際、「ソバ」を希望した記者に対して、ヘリコプターで信州からソバ屋を連れてきたくだりである。

 本場の味は違うと答えた記者に対して、「だろ?おう大将、あと30人前追加な」と。ちなみに、食べるのは記者だけだ。

ヤクザはリアリストだ。

言葉ではなく行動で示す。
食べきれない量の食事は、相手に対する最大限の歓迎の意だ。

こういった力の誇示と暴力の積み重ねで、ヤクザの威嚇力が生まれるとゆう。

一方で、ヤクザらしい恰好や雰囲気はイッパツアウトで逮捕なので、フロント企業しかり見分けるのは困難だ。

アニメグッズ会社がヤクザ直系とはゆめゆめ思わない。組長がとあるアニメのファンだそうだ。

どんどん見た目は一般化し、我々と判別できなくなっていく。

芸能人の不祥事は記憶に新しいが、現在は2010年に施行された暴力団排除条例により、今後このような取材はできない。

とゆうか昔もだったはずだが、この手の本が日本では二度と世に出ることはない貴重な1冊だ。

皆さんが気が付けばメシを一緒に食べていたとなる事態を避けるために、読んでみてはいかがだろうか?

ヤクザ300人とメシを食いました!

ヤクザ300人とメシを食いました!

【書評】交通費を出せばどこにでも来てくれる。でも、そばにいるだけ。『レンタルなんもしない人(1) 』

「おっさんレンタル」、「レンタル彼女」色々なレンタルサービズ?があるが、本作は「レンタルなんもしない人」。何にもしてくれない。

何もしてくれない。できることは、食事をするとか、軽く話す程度、それ以外は何もできない。では、どんな人がレンタルするのだろうか。

例えば、引っ越しのとき。でも、手伝うわけでなく、新幹線の乗り場で見送りをしてくれるだけ。

例えば、誕生日のとき、一人で過ごすのが嫌だからケーキを食べてもらう。

例えば、誰にも言えない秘密がある人。誰にもいったことないことを、聞いてもらうために。

レンタルさんは、1年間で1000人以上にあった。そもそもこのサービスを始めたのは、生きづらさを感じていたためであったが、1000人にあった結果、世の中は予想以上多様性があることを知った。生きづらさが減っていった。

本作は生き方について考えている人におすすめだろうか。本作の中では色々な人生を見ることができる、レンタルさんもふくめ色々な生き方が許されていいだろう。

レンタルなんもしない人(1) (モーニング KC)

レンタルなんもしない人(1) (モーニング KC)

【書評】うつの人、体調を崩しやすい人の働き方のノウハウが詰まっている『不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術』

本書は不登校そして、就職後も3ヶ月で仕事をやめた社会人経験ゼロの著者がどうやって、Webライターになったか、自らの体調とどうやって向き合っていったかについての本です。

著者は14歳で適合障害と診断され、薬を飲みながら、体調と付き合いながら生活をしている。仕事を辞めたあと、自分のペースで仕事ができるということで見つけたのがWebライターの仕事だ。

Webライターは顧客がいないと成り立たないが、本書は著者が年収700万円になるまでの仕事を得るためのノウハウから始まり、自分のペースでできるからこそ重要な時間管理術。

また、適合障害や生理の思い著者の体調の管理や人間関係についてのノウハウが全て詰まっている。相当試行錯誤した結果だろう。

お酒にも強い人、弱い人がいるように、人付き合いにも強い人、弱い人がいる。お酒も人間関係も付き合い方を知り、個人のペースで適度がいいだろう。本書はうつの人や、体調の崩しやすい人におすすめだ

不登校だった私が売れっ子Webライターになれた仕事術

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【ランキング】今週読まれた書評【2019/7/28-8/3】

 

1位

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マンガでわかる最強の株入門

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2位

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3位

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共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る

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4位 

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5位

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6位

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7位

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9位

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10位

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【書評】ウンチは個人情報の塊『大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌』

普段何気なく体から排出しているウンチ。そのウンチについて詳しく見ていこうというのが本書のテーマ。ウンチには、たいへん貴重な情報が詰まっている。この本に書いてあることを理解すれば、明日からウンチ博士と名乗れなくもないだろう。

ウンチは約80%が水分。残りを食べかす、はがれた腸粘膜、腸内細菌が約7%ずつで構成されている。その中でも腸内細菌の種類は人によって千差万別。まさにウンチは個人情報の塊だ。これを機に、普段ただ流しているだけのウンチについて注意深く観察して考えてみないか。

大便が腸内の観察結果を記した「論文」だとすれば、オナラは「まえがき」のようなもの。オナラが臭いのは腸内環境が悪くなっていることを伝えるサインだ。悪玉菌がのさばると腸内環境の腐敗が進行する。1日300gのヨーグルトで便通をよくしよう。

著者は農学博士で専門領域は腸内環境学、微生物分類学。「うんち博士」として広く取り上げられており、講演活動も多い。本人も本書の中でネタにしているが、名前も辨野義己(べんのよしみ)ということで、正に名は体を表している。

本書は便秘や下痢で悩んでいる方にオススメしたい。毎日、普通に便が出る人にも読んでもらいたいが、やはり実感を伴うのは悩んでいる人だろう。大便は健康状態を知らせてくれる「お便り」のようなもの。時間のある時に目で見て、臭いを嗅いで自分の健康状態と向き合っていこう。  

大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 (幻冬舎新書)

大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 (幻冬舎新書)

【書評】無謀な夢に挑戦することじたいに価値がある『ハッタリの流儀~ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法~』

発売前より本書を非常に楽しみにしていた。なんといっても本書の表紙になっている著者のお面は、とてもリアルでインパクトがある。このお面を見たときに、映画『トータルリコール』を思い出した。

映画の中では、主人公の顔が突然剥ぎ取られ、そこに悪役の顔が登場する。当時はそのシーンが非常にリアルで印象的だったが、今思えばそれは単にCGにより作られたのだろう。しかし、この著者のお面を初めて目にしたときは、映画の中の世界がついに現実の世界にあらわれたと心底思い、驚きを隠せなかった。

本書では、主にハッタリを使った成功術が書かれているが、その一つに手に負えないことでも「できる」と言える人だけがチャンスをつかむとある。そして「できる」といったあとに裏で強引に辻褄を合わせるのだという。それは「努力する」ということだ。

著者のハッタリの経験は、大学を中退し、起業する前のアルバイトの時から始まっていたそうだ。すべてはできるかどうかよりも「やりたい」という直感に従うのだという。人から何を言われたとしてもそれを現在まで継続している著者は凄いと思う。

さらに、これからの時代は、実力よりもハッタリを使い「こうあるべき」という世間一般の常識を捨てて、「無謀な夢に挑戦することじたいに価値がある」そうだ。そういった挑戦を続けることにより、それがまた新たなチャンスへと繋がっていく。

また、ハッタリ人間の共通点は「やったことはないけれど、きっと自分だったらできるはず」という根拠のない自信を持つことだそうだ。それは自分にたいしてのハッタリだという。物事はすべて自分の捉え方次第。物事が上手くいかず、失敗したと思うことでも、それは失敗ではなく、次への一歩を進められたと捉えればいいのだ。

著者は仕事でも遊びでも、やると決めたら、そこに打ち込む姿勢や情熱は人一倍強く、熱いものを持ち合わせていると思う。例えそれが不得意なことであったとしても、物事に一生懸命に挑戦する著者の姿は、とても好感が持てる。

また、一見物事がうまくいかないような状況になったとしても、そして、どんな苦労があっても諦めずに、方法を変えて挑戦し継続していくことは、非常に凄いことだ。

このようなことができる人は、なかなかいない。世間を気にする日本人では皆無だろう。著者の仕事や遊びを通しての生き様は、日本人ではなかなかいない面白い人だと感じる。そして自分に正直に生きることを何よりも大事にしているのだと思う。

そこは、評者も見習うべきところだ。本書を読み、ハッタリを使い、自信満々に新たなことに挑戦してみると、そこには、面白いことが待ち受けているだろう。