「ホモ・サピエンス」は“智恵のある賢い人” 「ホモ・パティエンス」は“苦悩に耐える人”
フランクルは人間を「人生から問いかけられている存在」と捉えます。大病、倒産、リストラ、離婚、死別、裏切りなどの出来事は自分でコントロールできるものではありませんが、必ず自分の人生に引き起ります。その出来事を解釈し「意味」を自分で見出し答えていく生き物が人間だと考えます。
“不安や苦悩”を解決し、智恵を得てきたのが“ホモ・サピエンス”です。
本書を通し、私が一番伝えたいのは自分へのベクトルを向けた質問には“答えが無い”ということです。「私は、どうして、なぜ、何に……」などの質問です。「私が本当にしたいことは……」こういった“過度”な自己観察、“過度”な反省をしてしまう人に本書をお勧めします。
無我夢中とは「我を無くせば夢は手の中に」という意味です。「私」=「我」を捨てて、自分を忘れるくらい何かに没頭しましょう。自分の中には「悩み・不安」しかありません。
私は理学療法士の仕事をしていますが、先日、65歳の患者様から、職場の人間関係や、定年後に自由になるけど自分は何がしたいのかなぁ?と言われました。
65歳になってもまだそういった悩みを抱え続けるのか……
きりがねぇじゃん、
- 作者: 松山淳
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/07/05
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