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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】性愛と教育と政治に損得感情を持ち込むな。損得感情でなく過剰な贈与が本質だ。『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』

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近年あまりにも損得勘定ばかり考えるクズが増えている。両親はお金のために結婚し、子供に無駄なことをせずに成績を上げること、お金を稼げと教育する。損得ばかり考えさせられるが人間に大切なのは正しいことをすることである。

例えば、恋愛工学をはじめとしてナンパが流行っているが、損得しか考えていなくてクソである。女性を代替可能なモノ扱いし、セックスをすることで男は小さな承認欲求を満たす。俺は凄いんだと。そんな男はコトがすむとこういう「僕はどうだった?」自分のことしか考えていない。

そもそも人類は社会の中で生きることは難しい生き物である。社会の中、法内で生きることができないため普段はなりすましていきる。法内は合理的であるため動機付けがない。

法外では動機付けがある。つまり、法を超えた世界で仲間意識を高める。そのために古来祭があり無礼講があり仲間意識を高めた。夫婦ではセックスで、合理的でなく相手に贈与し、相手の幸せが自分の幸せであるという、トランス状態になり、相手に委ねることで感情の安全地帯を形成し、法内で生きることを可能にしてきた。

現代ではあまりにもビジネスマインド(笑)で生きる人が増えている。そのためこの損得の外の感覚を知らない人が多い。Twitter1つ見ても損得を考えてツイートしている人は超イケてない。

シラフでなくトランスへ。合理的な交換でなく、贈与へ。自発的でなく、内発的へ。自己中でなく、相手に覚悟して委ねることで幸せな性愛がある。

 

どうすれば愛しあえるの: 幸せな性愛のヒント

どうすれば愛しあえるの: 幸せな性愛のヒント