人類が転換期にある時、時代を変える一冊が生まれる。筑波大学准教授、メディアアーティストの落合陽一による本書により時代がアップデートされるであろう事を疑わない。
本書ではまず欧米神話を見直し、その上で日本とは何かを考え直すこと。そして、テクノロジーを用いて日本再興のためのグランドデザインを描いている。
詳しい内容は本書に譲るが、落合陽一が伝えたいことは一つだと感じる。それは座右の銘である「変わり続けることを変えず、作り続けることをやめない」ということであろう。本書を読んであれこれ批評することは簡単だ。しかし、批評をしていては世界は変わらない。世界を変えることができる若者が、手を動かし生きていくしかない。
指数関数的成長にとって、全ての点はいつでも始まったばかりだ。