HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】物事の捉え方と伝え方『具体と抽象 世界が変わって見える知性の仕組み』

「なんだか話が噛み合わない」「自分の伝えたいことが伝わっていない気がする」「上司の言っていることがころころ変わっている」
このような経験は誰しもがあるだろう。

このようなことは、「具体」と「抽象」の粒度が合っていないから生じる。

そもそも、日常会話で「具体的に言うと〜」と言うことはあるが、あまり「抽象的に言うと〜」とは言わない。「ちょっと、抽象的なんですが…」と言ったりする。
これでは、「具体」は良いが「抽象」は良くないようである。

本来そんなことはない。

本書は「具体」と「抽象」の特徴を、20の項目に分類し、具体例と共に説明してくれる。
特徴を把握していれば、どういった時はどの粒度で伝えるのが良いか考えることができる。

また、昨今のような時代の変革期には「具体と抽象」について知っていることはどうやら欠かせないようだ。

具体的に、
SHOWROOM代表の前田裕二さんは、日常でありとあらゆる具体的な事柄を抽象化する一種のゲームのようなことをしていると公言しているし、メタップス代表の佐藤航陽さんはツイッターで、抽象度をコントロールすると相手の理解を高めることができるといった旨の発言をしている。

より世界を理解するため、より他者に何かを伝えやすくなるために、本書を手にとって、「具体と抽象」を行き来しながら、物事の捉え方や伝え方を考えてみてはどうだろうか。


具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

【書評】#ホリエモンマッハ新書 がつくる新しい本の形。山崎 直子さんがホリエモンのロケットに乗る日に期待٩( 'ω' )و『堀江貴文のマッハ対談~僕が夢見た宇宙編~』

そもそも、マッハ新書とは「12時間以内に書いて出版する電子出版レーベル その名も『マッハ新書』」ということで、最後には「SNSなどで、誤字脱字や感想を投稿してみてください。(略)#ホリエモンマッハ書籍 にみなさまの一言をお待ちしています。」と斬新な締めくくりが!!と誤字脱字の多い私はこれで本が出来上がって行くのかと衝撃を受けました(笑)
ちなみに、この本を読もうと思ったのは先日、個人的にやっている『いっちーと遊ぼう』で6/11の打ち上げ直前の種子島JAXA見学ツアー、夏休み初日のつくば宇宙センター見学ツアーをしてきたばかり。ちょっとだけ宇宙について知識がついて興味が出てきたところでした。つくば宇宙センターでは、ボランティアガイドさんが山崎さんのJAXAを退職されたことを残念がっていたのが印象的でしたが、彼女はまだまだ宇宙に行く野望を持って生活されているのだとこの対談を読んで思いました。当時11年もの過酷な訓練を経て、宇宙に行った彼女は訓練中も宇宙への知識を蓄積し、今はロシアからいつでも飛べるように、運動やロシア語の勉強をしているのだとか。
最後には、堀江さんの開発している宇宙開発ロケットにも乗ってくれると約束してくれました。
マッハ書籍前半は、宇宙開発について少し難しい内容ではあるが中盤は宇宙への夢(二人が話している内容は現実的)を語っている。宇宙開発にロマンを感じさせる内容となり、地球で人が作った循環・生活圏が、宇宙でも出来れば・・・と楽しくなってきます。
面白かったのが、ロシアでの「精神訓練」や「サバイバル訓練」の話。実際にJAXAでも「閉鎖環境適応訓練施設」の話を聞いたばかりなので気になった内容。宇宙に行く目的でなくても、訓練体験とかできたら面白そう!!
終盤の質疑応答については、「宇宙滞在はある意味ダイエットになる」とか宇宙に興味のない人でもなるほど!とサクサク読めるライトな内容になっている。
先日のMOMOの打ち上げは失敗に終わってしまったが、これが数年後かには山崎さんが乗って宇宙に行けてしまう!と思うと無限に広がる宇宙には多くの可能性があってわくわくするんではないかなと思いました٩( 'ω' )و
(感想文的な書評でした〜)

【書評】長時間労働ブラック企業なんてクソくらえ!!『トヨタだけが知っている早く帰れる働き方』

昨今の日本は少子高齢化時代に突入し、労働人口が減少して各企業は人手不足に陥っている状況であり、今後も続いていく。そんな状況の中、「トヨタ式」を導入し仕事の効率化を計り、業務改善していくというテーマとなっている。

うっかりすると私たちの仕事の中にはたくさんの「ムダ」が生まれ、結果として生産性が低下して、長時間労働余儀なくされていることがよくある。仕事に慣れれば慣れるほど、こうしたムダも「当たり前の仕事」に見えてしまうし、「ムダ」に気づくこともなくなってしまう。

トヨタ式に「困らなければ知恵は出ない」という言葉がある。少ない人数、少ない資金、少ない時間でたくさんの知恵を出し、精一杯の工夫をすることを求められる。そうして限られた資源、限られた条件の中で生み出された製品こそが世界と戦えるものになるというのがトヨタ式の考え方である。

こうして、働きづらさを働きやすさに変えていくのは誰でもなくあなた自身なのだ。会社が変わるとか、職場が変わることを期待するのではなく、自分なりにできいることを1つずつやっていくことで仕事のやり方も変わるし、職場も徐々に変わっていくのある。

みなさんも日々「働きづらいなあ」と、感じることがあるのではないでしょうか。それは仕事や職場を「より良く変えていくためのヒントと考え、日々小さな改善に励んでみてはいかがでしょうか? トヨタだけが知っている早く帰れる働き方

トヨタだけが知っている早く帰れる働き方

【書評】浮世絵以上に愛されている 『琳派~ジャパノロジーコレクション~』

琳派は、日本を代表する古美術の一つの流派であり、日本の美の典型ともいわれている。またジャパノロジーとは「日本を総合的にとらえることを目的とする学問」である。

私たちの身近な「琳派」は、絵画のみにとどまらず、きものや風呂敷、茶碗やすずり箱、蒔絵などの工芸品等にも多くみられる。また最近では、多くの外国人が来日していることもあり、文房具や和菓子等のパッケージのデザインにも利用され、琳派は実際に人々に使われている「生活の中の美術」なのだ。

海外での「琳派」は、アールヌーヴォーにも大きな影響を与えたため、美術館や博物館で多くの作品を所蔵し、海外で「RIMPA」といえば「UKIYOE」と同じぐらいまたは、それ以上に人々に愛されている。

琳派作品の特徴は、草花や鳥など四季の自然のものを多く取り入れ、表現してきたことから、日本の美の象徴ともされている。また、金銀を多く使いとても鮮やかだ。国宝「風神雷神図屏風」は、空前の傑作とも言われ、琳派を象徴する作品となっている。本書でも一番最初のページに掲載され、琳派を知らない人でも、教科書で目にしたことのある作品の一つである。

また、もう一つの特徴として琳派は「私淑」で繋がってきたことだ。多くは、世襲や師弟関係で流派が継続していくが、直接の指導がなくても、先人を「心の師」として尊敬し、インスパイアされた作品に自分の画風を取り入れるというスタイルで、400年という時を超えて繋がっていく、それも世界中の人々から高い評価が得られる所以でもあるのだろう。

本書では、紹介された琳派作家の系譜と作品が、掲載されているため琳派の歴史とその時代背景と共に理解を深めることができる一冊である。

【書評】私らしく働くってコツがいるのか? 『わたしらしく働く!』

「マーマーマガジン」編集長の服部みれい氏の著書である。
「マーマーマガジン」というのは、オーガニックやエコなどに興味ある人にとても人気のある雑誌だ。
生き方の知恵なども詰まっているとても良質な雑誌である。
雑誌としてはzin(同人誌のようなもの)のような薄さで隅々まで読んでもらえる、すぐ捨てられてしまうようなものにしないというのがコンセプトになっている。

この本はこの雑誌に至るまでの新人の頃からの物語で進んでいく。マガジンハウスでライターの仕事をし月100万まで稼げるフリーランスになったが、仕事に追われる忙しい日々を送っている。そこに著者は違和感を感じているが、がむしゃらに東京で仕事をしている。でも、自分で期限をつけていて編集長から赤字で直されなくなったらマガジンハウスを辞めようと決めている。そして、ついにその時がきてその仕事をやめるのである。

そうやって目標を勝手に決めて、自分のやりたいことへとシフトしているんだなと感じた。

この本のいいところは最後のページには「実践編」が載っており、これが私らしく働くコツになっている。

働くことに迷った時、この本が明るい光を指し示してくれるかもしれない。

わたしらしく働く!

わたしらしく働く!

【書評】結局はワクワクできるかどうか。『英語の多動力』

「チューズ!チューズ!」そんな言葉を言いながら、メニュー表を指差し外国人に語りかけるお婆さんを見たことがある。場所は築地、定食屋の店先だ。

築地市場は海外からの観光客が多く、周りの居酒屋や定食屋は必然的に彼らとコミュニケーションを取る必要がある。しかし完璧と呼ばれるような英語力は必ずしも必要でない。築地にいた定食屋のお婆さんがまさにそうだ。彼女は恐らく英語での日常会話、ましてや世間一般で言われるビジネスでの会話はほとんどできないだろう。だが、それで問題は無いのだ。およそネイティブの語彙力に近づける必要はなく、メニューの中から食べ物を選び、店内で食べ、終わったらお金を払うというシステムだけ伝えられればいいのだ。

近年は語学留学の機会が増え、大学においても4技能をはかる英語の入試が増えている。一方で“英語を学ぶ”ということに対しては依然 精神的に高いハードルを感じるのは私だけではないだろう。ハードルというよりも、実際にはもっとモヤモヤしたものだ。本書で触れているが、確かな目的がないと英語学習は続かないし、上達はしないのだ。先の築地の話であればお婆さんには“海外からの観光客にお店の定食を食べてもらう”という明確な目的があった。だからこそ、その目的にそぐわない語彙は知る必要はない。学びにも無駄がない。

目的は真面目である必要はない。広瀬すずに会いたいでもいい、とどのつまりはワクワクできるような目的があれば、学びの中で感じるハードルは超えられる、努力とさえ思わないのかもしれない。本書ではそんなワクワクする目的にどう近づいていくか、様々な学びのエッセンスが散りばめられている。英語を諦めてしまった人は、ぜひこの一冊を手に取ってほしい。

英語の多動力

英語の多動力

【書評】英語ができない人は、チンパンジー『英語の多動力』

本書ではポイントごとに著者のコメント「HORIE'S EYE」が掲載されている。ここが注目すべきところである。

また、もう一つのポイントは、仕事で英語に関わっている方々の英語に対する取り組みについて書かれているところだ。

英語が好きだから、英語を使った仕事がしたいと考える人が、まずあげるのが「外資系企業で働きたい」ということだ。その多くは、給料をもらいながら英語が上達するだろうという安易な考えからだ。

しかし、元グーグル日本法人名誉会長の村上憲郎氏によると、英語を勉強し、外資系企業に入ったとしても「チンパンジー扱い」されるという。

それは、例えば会議などで何も意見を言わないと、英語ができないとは思われず、頭が悪い人だと思われるからだ。それが英語ができない=チンパンジー扱いされる理由だ。

今から英語を勉強し、外資系企業に入れたとしても、すでに働いている人は、さらに高いレベルの英語を話す。もちろん今、何歳であったとしても、英語が自分の市場価値をあげることには違いない。しかし、ただ単に英語を話せるようにするのではなく、英語を使い、自分にはどんなことができるのか。ここが重要なポイントなのだ。

自分の価値を生み出せるところは、どこなのか。そう考えると、必ずしも外資系企業が最善の場所とは、限らない。

実際に外資系企業と日本企業の両方での勤務経験があるが、外資系企業では、英語は単なるツールであるため、いかにそこに専門知識等の仕事での能力があるかが他の人との差別化となる。しかし、日本企業では、仕事の能力と併せた英語能力は、それほどレベルが高くなくても貴重な存在となる。自分の価値が最も出せるところはどこなのか。そこまで考えることが先決なのだ。

また、英語教育に携わる国際バカロレア日本大使の坪谷ニュウエル郁子氏によると、
英語を話せるということは、言葉を学ぶということだけではなく、歴史や文化までわかっていないと話せないという。

日本語でももちろん同じことだが、相手のバックグラウンドを含めた話が、会話となっていくのだ。

さらに、日本人の多くが英語を苦手とする理由は、勉強する時間が圧倒的に短いからだという。中学校、高校で学んだ英語は約800時間だが、日常会話レベルの英語習得までには2760時間必要だからだ。英語が話せないのは、英語に接している時間が少ないだけなのだ。

まずは、自分がどのレベルを目指すのかを、明確にする必要がある。単に「英語が話せるようになりたい」ではなく、日常会話レベルでいいのか、または世界的な企業のCEOになりたいのか。そのレベルを目指すには、最低でも5000時間英語に触れる必要がある。目指すレベルによって、英語を勉強する時間数が異なるからだ。

また、何歳でそのレベルに到達したいのか、そのためには、一日何時間の勉強が必要なのか。さらに「相手と何を話したいのか」ここが具体的になることが、英語を学ぶ大前提となる。

現在、英語を身につけるには、とてもいい時代になってきた。オリンピックを2年後にひかえ、また訪日外国人数も増加し、街のいたるところで外国人と接する機会がある。今からでも遅くはない、本書を読み、すぐにでも勉強を始めることが英語習得の一番の近道なのだ。

英語の多動力

英語の多動力

【書評】英語だけに限らない、この本は自分の目線を上げる方法に溢れている!  『英語の多動力』

書評というより、僕の経験談。おっさんの経験談なんて興味なしと切って捨てずにちょっと読んでくれー!この本を読んで若かりし日々を思い出しちゃったのよ。
堀江貴文さんが華々しく近鉄買収で世に出てきたとき、僕は純日本企業の会社員として鬱々としていた。
そんな時、僕より少し年上なだけに見えた男が、球団を買収しようとしているというニュースが出て、怒髪天!ビリビリーーーーっと体中に衝撃が走った。
「よおし、俺でもできるはず!」
当時、会社員になって社内で出世争いするか、自由人としてお金を貯めてはバックパッカーで世界を旅するか、ぐらいしか価値観の無かった当時の僕にはホリエモンはあまりにまぶしすぎ、思いっきり影響され、堀江さんの本はほぼ全て買いあさり、読んでは影響されて上司に
「会議のやり方はこれではいけません、こうあるべきです」とか
必ず書かないといけなかった日報メールに
「今日行ったランチ、この店注目!」だの
「こんな本を読んだ、この本すげー」とか、色んなアクセントをつけて、上司以外、全社員にCC付けて社内で目立とうと躍起になっていた。今、当時の同僚に聞くとそれなりに僕のメールのファンがいたらしい。そして上司は時に鬱陶しがりながらも、楽しんでくれていた。
その後、やっぱ英語だ!と思い立ち、好きだったけど給料の安かったその日本企業を辞め、英語を覚えにニュージーランド、カナダと語学留学に行き、外資系のライバル会社に就職して自分なりに動いていた。
対して堀江さんは何がだめなのか良くわからないライブドア事件で逮捕され、刑務所に行ってしまった。僕は何か応援したくて、「ホリエモンのブログでは言えない話」という有料メルマガをとってささやかに応援していた。そして、ホリエモンが出所してきたタイミングで、取るのを止めていた。
それからはあまりホリエモンの動きをウオッチしておらず、たまに地上波テレビに出ている時に、相変わらず凄いエネルギッシュだなぁ。と眺めながら、嫁と子供に囲まれて普通の人生をエンジョイ。
「よおし、俺でもできるはず!」
あの時の熱い気持ちは何処へやら、既に20年は経過してるのに、結局、何物でもない自分のまま。
最近、youtubeホリエモンチャンネルの存在を知り、そこからHIUというオンラインサロンを知って思わず入会。そして大後悔。なんでメルマガ辞めちゃったんだろう。続けていたらHIUに初期から入っただろうに、、、、、、。
でも、入って1か月、遅すぎる事は全然ない。
なんせ書評を書くとHIU内で約束すれば、この本のゲラも発売前に読ませてもらえる!
HIUで刺激を受けて
「やるぞ、やるぞ,やってやるぞー!!!」
とあの頃の熱い気持ちが戻ってきました。

で終わっては全然この本の内容伝わらないですね。はい、すいません。
ホリエモンの英語学習法、こうすれば効果的だな、英語学習集中する為にこんなアプリがあるんだ、こんな方法があるんだ。なるほど、なるほどと色々と参考になります。
そして、英語のプロ達の寄稿が素晴らしい。英語のプロの人たちだってもともと英語がしゃべれた訳ではありません。時に以下の二人の文章は心を打たれました。

村上憲郎
(元グーグル日本法人名誉会長)40代でも遅くない。すぐに英語を勉強してください。
40代の僕には心打たれる響きです。村上さんは40代から英語を勉強し始めて、それをどう活かしてオンリーワンになれるかを考え実践され、今の地位にいらっしゃります。その方法とは何か?が良くわかります。動け!!

藤岡頼光
(QQ English創業者)
藤岡さんも40代で英語を始めたお一人。しかも前の仕事は英語とはあまり関係のないバイク便とバイクの輸入販売の経営。それが仕事で知り合ったイタリア人とバイクの話をしたくて英語を勉強し始め、今やセブ島で英語の語学学校を経営されてられます。何をどうやったらそーなるの?と思いませんか。こんな人生、覗けますよ。

最後に、堀江さんの引用を更に引用
ヨーダ:You must unlearn what you have learned.
(これまで学んできたことを一度脇において)
堀江さんもスターウオーズ好きだったんだー。これ、めちゃ嬉しい発見でした。
ヨーダの言葉を肝に銘じて、もう一度、英語もやり直すぞ。

 

英語の多動力

英語の多動力

 

 

【書評】文学小説が好きな人に本当にオススメしたい漫画作品『積極』

「小説は大好きだけど、漫画は物足りなくて」と漫画を毛嫌いしている人に読んでほしい漫画それが本作品です。

本作は短編3編からなりますが、タイトルにもなっている『積極』のストーリらある教授にまつわる話です。

亡くなった妻を思い、女子学生には目も合わせず「妻が悲しみますから」と断る教授。そしてその教授の事が気になる助手の物語。不器用な二人と似合わぬタイトル『積極』。最後の一文でそれが明らかになります。

本作を気に入ったら他の谷川 史子氏作品にも是非目を通してほしいです。優しい穏やかな恋愛話に触れる事ができます。

積極―愛のうた― (クイーンズコミックスDIGITAL)

積極―愛のうた― (クイーンズコミックスDIGITAL)

【書評】ロケット開発は挫折や陰謀にまみれているけど、それでも人はロケットの夢を追う『下町ロケット・ゴースト』

ロケット開発を行う佃製作所を中心に描いた下町ロケットの続編。

大型ロケットの開発を進めていた帝国重工では短期的な利益を重視するあまり、不採算部門の撤退が進められており、ロケット開発も撤退候補になっている。その余波は、下請けの佃製作所にも及んでいる。

佃製作所が、新規事業に活路を求める中で特許紛争に巻き込まれ、M&Aの攻防が繰り広げられる。

大企業の利益第一主義、出世競争、妬み、下請け切り、裏切りと陰謀がうごめく世界で、佃製作所はロケット開発を続けていけるのか。

家族の期待、復讐の炎、人生の取捨選択の中で、人は宇宙への夢を追い続けていけるのか。

悩み多き企業人そして起業家にもおすすめの一冊です。

下町ロケット ゴースト

下町ロケット ゴースト