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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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さぁ、再び好きなことにハマろう!『多動力』書評リレー2走目 著者 堀江貴文 (NewsPick Book 2017/05/29)

本日は『多動力』書評リレー2走目です。

 

本書は堀江貴文氏の生き方に対する考え方が具体的なエピソードを交えて書かれており、
時間を大切にし人生を思いっきり楽しんでやろうという思いが一文、一文からビシビシと伝わってきた。


また、たくさんのプロジェクトを同時並行で進めることができる秘密も分かり、自分の仕事のやり方にも活かせるため、読んでいてとても参考になる。


本書にはたくさんの刺さる言葉が書かれているが、その中でも第3章の『サルのようにハマり、鳥のように飽きよ』という言葉に私は痺れてしまった。
現在、あなたは寝食も忘れるほど何かにハマっているだろうか?。
誰もが幼い頃は親に怒られても、夜遅くまで遊びまわったり、好きなことに熱中した記憶があるのではないだろうか。


私も買ったゲームをクリアするために寝ないで3日ぶっ続けてやったり、一度ハマったら食べることを忘れて熱中したりもした。


しかし、年齢を重ねる内にバランスをとるようになり、ほどほどがいいと思うようになってしまった。


本書にも書かれているが、世の中のすごい人達はとにかくバランスを欠いていて物事にハマる深さが違う。だからこそ、そのハマる過程で好奇心と集中力が磨かれるのだという。


本書はバランスよくほどほどに生きている方の背中を「ポンッ」と押してくれる一冊だと思う。


さぁ、この本を読んであなたは何にハマりますか?。

では、次の人に多動力書評リレーのバトンを渡したいと思う。

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1位 『現代の魔法使い』落合先生の本が1位!

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1晩10軒以上をハシゴしろ『多動力』書評リレー1走目 著者 堀江貴文(NewsPick Book、2017/5/29)

堀江貴文氏の『多動力』キャンペーンにつき約一週間に渡り、HIU公式書評ブログでは毎日HIUメンバーによる『多動力』の書評が掲載されます。

 

本日は『多動力』書評リレー1走目です。

 

本書のタイトルである『多動力』とは、「いくつもの異なることを同時にこなす力」のことを言い、これからの時代を生き抜くには『多動力』が必須である。「IoT」と言う言葉を最近ニュースでよく耳にすると思う。これは「モノのインターネット化」と言う意味の言葉で、ありとあらゆるモノがインターネットにつながっていくと言われている。つまり、これからの時代は産業間の壁が無くなる。そこで、産業間を自由に移動することができる力。すなわち『多動力』が必要な時代がやって来る。

 

本書の構成は6章からなり、第1〜3章ではざっくり言うと「同じことを一生懸命長期間続けることが大事」だと言うことの洗脳を解くための章。第4〜6章では「具体的な『多動力』の身に着け方」と言う構成だ。

 

今回1走目の書評では私の経験を交え、『多動力』の中から特に刺さった言葉を紹介したいと思う。

 

【1晩10軒以上をハシゴしろ】
これは植え付けられてしまっている常識、「1日に行く店は1軒」、「デートは1日1人」、「ライブは1日1回」と言う考えを捨てようと言う意味だ。これは納得したと言うより私が常日頃実践していることだ。旅行などに行けば、その土地のものを全て食べたいので、1日に10食くらい食べる事は普通。私は行きたい店、食べたい物、飲みたいお酒が多すぎるため、「行きたい」、「食べたい」、「飲みたい」と思えば回数にはとらわれずに“即行動しやりたいことをやりたいだけやる”ことにしている。それでも時間は足りないのだが...。

 

この言葉のように今後の人生でも、常識にとらわれることなく、即行動し毎日ワクワクする人生を堀江氏のように送って行きたいと思う。では、次の人に多動力書評リレーのバトンを渡したいと思う。

通貨をいかにデザインするか?『地域通貨で実現する地方創生』 著者 納村 哲二 (幻冬舎、2016/9/9)

全国で発行されている様々な地域通貨を紹介し、地域通貨が地域経済の活性化と地域コミュニティの活性化に有用であることを書いた一冊。

法定通貨以外の通貨の中でビットコインについては様々な書籍が出版されているものの、それ以外の非法定通貨に関する書籍はあまり見かけない。そういう意味で、本書は非法定通貨の特徴をビットコイン以外の側面から学ぶことのできる貴重な一冊である。

私自身、法定通貨との違いだけでなく、ビットコインとの違いも意識しながら本書を読んでみた。

地域通貨の特徴は主に以下の3点であると著者は言う。

1.法定通貨には①交換価値、②価値尺度、③価値保存の3つの機能があるが、地域通貨はこれら3つの機能を制限している(例としてはプレミアム地域商品券)。

2.ボランティア活動からでも入手可能であり、非経済活動からも地域活性化や地域コミュニティ活性化が生まれる仕組みを持っている。

3.儲かるから流通させようというものではなく、この地域ポイントを利用して地域を元気にしたいという「思い」から始まる。

読んでみると、インターネット技術をうまく活用する非法定通貨である点は同じながら、地域通貨ビットコインとではだいぶ中身が違う。

法定通貨は物々交換で生じる不便を解消するために発展してきた歴史があるが、逆にその便利さゆえの弊害に着目している点は地域通貨ビットコインとでは違いを感じる。また、コミュニティ活性化や思いという観点を大事にしているところも大きな相違点だと思う。

結局、お金とは何か?この問いに何と答えるか。その違いごとの通貨をデザインすることが今や可能なのかもしれない。

地方創生に関心のある方はもちろん、お金について考えてみたい人、ビットコインに関心のある人も読んでみる価値があると一冊だと思います。

なぜ書評を書いた方が良いか。

自動代替テキストはありません。 

書評を書くことは、あなたにとって良いことである。

 

このことをちゃんと説明したい。

 

そもそも普段本を読むことがない人からすれば、

「本を読む意味がわからない。」

「本の価値がわからない。」

といった具合だろう。

 

ズバリ、本を読むのは「コスパ」がいいからである。

1000円程度のお金と3時間程度の時間で、著者の考え方を知ったり、著者の経験を追体験できたりする。こんなコスパのよいことは他にない。

 

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次に、本は読むが書評の書き方がわからない。

こんな人もいることだろう。

 

そんなに深く考えずに本読み、そんな深く考えずに気になった1文について、思ったこと考えたことを書けばよい。

 

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では、なぜ書評を書いた方がよいか。

それは、ちゃんと言葉にして人に説明するのは決して簡単ではないからだ。

世の中には言葉にして説明できないこともある。

本を読んで面白かったと思ったのであれば、

なぜ面白かったのか、

どこが面白かったのかを言葉にすることで、

色々なことを考え、知識が身に付き定着する。

 

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では、なにを読めば良いかって?

とっておきのブログを紹介しよう。

 

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きっと、お気に入りの1冊が見つかるはずである。

生産性は上げられる!オススメ本3選!

 

 
仕事もプライベートも楽しむには、生産性を上げることが重要だ。
けれども、具体的なやり方は案外わからない。
生産性を高くするには、3つの力が必要だ。

1.瞬間的にアイディアを出し、それを瞬間的にまとめる力
2.どんな仕事を振られても対応できる広い視野と柔軟性
3.最近の仕事管理術

そんな方にはこの3冊の本を読んでほしい。

『ゼロ秒思考』

syohyoublog.hatenablog.com

 
この本を読めば、あなたは瞬間的にアイディアを生み出すこと、瞬間的に頭の中を整理することができるようになる。

現代用語の基礎知識 2017』

syohyoublog.hatenablog.com

 
スマホを駆使して、情報を取るのは当たり前のように誰でもやっている。スマホだけでは落ちてしまう情報がある。
この本をパラパラめくれば、落ちてしまう情報を拾う事ができる。

『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』

syohyoublog.hatenablog.com

 
もうto do リストを用いてタスク管理をしているなんてあり得ない。
これからマティーニャの法則を用いたタスク管理が当たり前になるはずだ。


働き方や生産性について他の本も読みたい方は下記がオススメ! 

syohyoublog.hatenablog.com

 

なぜ書評を書いた方がいいのか『知識創造企業』 著者 野中 郁次郎 竹中 弘高 (東洋経済、1996/03/21)

本書は世界的にも著名な経営学者である野中先生の処女作で、松下電器をはじめとする日本企業が、なぜ世界的な大企業になれたのかを考察した経営学書である。

本書のメッセージは1文に集約できる。

「あなたは、自転車の乗り方を説明することができますか?」

何を言いたいかというと、下記の2点だ。
・世の中には言語化することが難しいこと(知識、ノウハウ)がある。
・そのこと(知識、ノウハウ)を共有することができれば、それはその組織のおいての競争優位性になる。

野中先生は、日本企業の研究を通して、場や空気を重要にしている日本企業独特の強みを言語化したのである。

この言語化というプロセスは、知識を2つに分類し、さらに4つのパターンにより、詳細に説明することができる。

まず、知識は、言語化されている形式知と、言語化されていない暗黙知が存在する。

その上で知識変換のプロセスとして、
暗黙知から形式知に変換する「表出化」、
異なる形式知同士を繋げより高度な知識に変換する「連結化」、
形式知を自分の懐に落とし納得し使える知識へと変換する「内面化」、
場や空気で暗黙知を共有する「共同化」があるという。

野中先生は、このサイクルをグルングルン回すことによって日本企業はジャパンアズナンバーワンと呼ばれるまでになったのだと説明した。

さて、話は変わるが、書評を書くとは正に上記に記載した暗黙知から形式知に変換する「表出化」のプロセスだと思うのだ。

本を読む理由は様々だとは思うが、面白い本を読みたいと思うのはみんな共通の思いであろう。
なので、本を読みただ「面白かった」とするのではなく、「なぜ面白かったのか」「具体的に何が面白かったのか」を言語化すること(書評を書くこと)で面白い本を見つけ読む嗅覚が身につく。
また、しっかりと言語化することにより頭を使い、その分だけ本を読んで得るものが大きくなる。
言語化すること、アウトプットすること、書評を書くことは、ちゃんとした経営学の理論においても重要であるとされているのである。

本書には「知」に関する考察、組織への考察、実際の事例の研究が詳細に記載されている。
是非、手に取り至極の経営学書を堪能して頂きたい。

嫉妬と優しさ『劇場』 著者 又吉 直樹 (新潮社、2017/5/15)

僕は普段全く小説は読まない。
何を目的に読んでいいかわからないからだ。

だけれども、又吉直樹の『火花』は流行っているからと理由でざっと読んで、これが純文学なのだと感銘を受けた。
本書も、冒頭の書き出し、「まぶたは薄い皮膚でしかないはずなのに、風景が透けて見えたことはまだない。」
という文から又吉直樹がどういう言葉を紡ぐのかに興味があり読んだ。

本作は恋愛小説であり、主人公の永田は又吉直樹を連想させるような劇作家。
基本的に陽と陰で言ったら陰であり、気むずかしく理屈屋で、そして暗い。
まして、売れない劇作家であるので、暇ではあるがお金はない。
そんな永田はある日、普通に街中を歩いていた「沙希」につきまとい、声をかけ、喫茶店に入るところから物語は始まる。
沙希は陽と陰で言ったら陽であり、いつもニコニコしている存在。
永田とは全く逆のタイプの人間である。

沙希はなぜか永田のことを肯定してくれ、永田を自分の家に居候までさせてくれる。
だけれども、全くの感謝もなければ、労働意欲が湧くわけでもない永田。こんな感じで物語は進んでいく。

普段小説を読まない僕は、何を目的に読んで良いか分からなかった。
読んでいくと、この小説には「優しい」という言葉がよく出てくる。
なので、きっと又吉直樹はこの作品は「優しさ」をテーマに書いているだと勝手に想像しながら読んだ。
けれども、「優しい」という言葉と同じくらい「嫉妬」という言葉も出てくるのだ。
そう思い読んでいくと「嫉妬」についての主人公の考察がある。この内容がいかにも又吉直樹っぽいのだ。
なので、嫉妬と優しさがテーマなんだと勝手に思った。

そんなことを思いながら、物語を追っていくと、ある事をきっかけに永田と沙希の関係は徐々に離れていくのである。
永田には、男のどうしようもない感情が露わになってくる。それこそどうしようもない嫉妬である。
今までそれを聞いてくれていた沙希はもういない。そんな永田に疲れ、実家に帰ってしまうのである。

そして、一緒に住んでいたアパートを片付けるシーンで物語は終わる。
最後に出てくるのは、優しさでもなく嫉妬でもなく、又吉直樹そのものなのだ。
彼は、陽と陰でいったら陰の存在であるが、人を笑わせたいと思う芸人なのである。

そうしてようやく、『劇場』の幕が上がる。

あなたはこんなにも面白い国があることを知ってるか?! 『国マニア』 著者 吉田一郎 (ちくま文庫 2010年7月)

あなたは、東アジアに国がいくつあるか知ってますか?4?5?なんと、この国の数さえ、国によって違うのです!

 

つまり、どこの国がどこの国を承認しているか、によって世界に存在する国の数は違ってくるのです。もうこれだけでも僕は驚きました。

 

「日本の当たり前は、世界の当たり前とは違う。」とは最近よく言われていますが、まさかこんなところでも差があるとは。

 

この本で扱っているのは、いわゆる「大国」ではありません。中には「これ本当に国か?」と思うような地域もあります。資源に頼りすぎて、その地代などだけで生活していたら、国民がほとんど全員仕事をしなくなってしまった国。

 

自国のドメインを企業に売った収入を国の予算に当てる国。小国は、それぞれ本当に個性が出ていて面白い!

 

あんまりたくさん書くとネタバレになってしまうので書けませんが、誰が読んでも、「こんな国があったのか!」と驚くだろうと思います。この一冊は、自信を持ってオススメします。

非行少年の実態とは?!裏社会でしか生きていけない「半グレ」たち 『ギャングース』 原作 鈴木大介 作画 肥谷圭介 (講談社、2013年〜2017年連載)

非行少年という言葉を聞いて、あなたが思い浮かべる非行とは何だろうか。

髪を染めたり、ピアスを開けたりすることだろうか。

それとも、喧嘩に明け暮れるような、バンカラな少年だろうか。

 

本書で取り上げられる非行少年は、それらとは毛色が違う。

彼らがするのは、強盗や詐欺だ。強盗は「タタキ」、詐欺は「S」と呼ばれる。

その日生きるために、他の方法がわからないのだ。


 主要な登場人物は、皆、施設の出身であったり、家庭環境が悪かったりする。

共通して言えるのは、実の親との関係が悪いことだ。

また、中には、そうでない者もいるが、ほとんどは、幼少期に万引きを経験したことがある。高級品ではなく、食べ物を。彼らは、次にいつ食べ物を食べれるかわからない、という不安を常に抱えながら生きているのだ。


 この漫画のストーリーは、そんな最貧困層出身の、カズキ、タケオ、サイケの3人を中心に回っていく。

その中でも、主人公のカズキは、馬鹿馬鹿しい振る舞いばかりするが、壮大な夢を持っている。悪人から金をタタいて(奪って)、その金を使って、かつての自分たちと同じような、居場所のない子供達に居場所を与えられる国を作る、ということだ。あまりにも壮大な話だが、周りの人間は、その熱意にやられ、カズキについていく。

タケオとサイケは、その中でも特に信頼している仲間だ。少年院で知り合った彼らは固い絆で結ばれていて、お互いのピンチには必ず助け合う。そんな彼らが、他の半グレから金をタタく様は、躍動感のある絵柄も相まって、ど迫力だ。


 半グレたちに共通しているのが、仲間を大切にするということだ。彼らは、家庭に居場所がなかった分、他のところで居場所を作る。その居場所が、仲間だ。彼らの絆は、多分、普通の家庭の家族よりも強いんじゃないかと思う。居場所がなかったことが逆に、より強い居場所を括ることにつながっているのだ。


 本書の特徴として、コマの外に詳しい注釈があることと、コラムが充実していることが挙げられる。他の半グレの漫画よりも、実態がよりわかりやすくなっているのだ。漫画としての面白さもピカイチなので、ぜひたくさんの人に読んでもらいたい。