帯には筆者本人の写真と「２ヶ月で３０Kg減。」との文字が踊る。ダイエット本だと思った方も多いだろう。
しかし、本書はダイエット本ではない。シンに健康になりたい人に向けてのメッセージが書かれてある。
筆者は、いわゆる健康オタクとは一線を画している。
本書で紹介しているメソッド・サプリ・機器は自らの体で実践したものがほとんどである。それらの効果については数値データとして公開されているし、本書内の筆者自身のビフォー・アフター写真をみれば一目瞭然だ。
十分な検証を行った上で、良いと考えられることはどんどん実践していく筆者の探究心、そして膨大な知識量には圧倒されるばかりだ。
食生活「断糖高脂質食」とサプリの紹介に多くのページを割いているが、睡眠の長さ・質、そして履物（ここではあえて「靴」とは言わない）にも言及している。
本書は健康な人生を送るための入り口に過ぎない。
本書を手にとって興味がわいたら、筆者のTwitterアカウントをフォローすることをおすすめする。
書評を書いている私も、先日届いた人間ドックの結果にショックを受けたところだ。今、この本に出会えたことは何かの縁かもしれない。筆者をフォローするところから始めようと思う。
