この本を書いている人は未来人なのかなと思った。いろんなジャンルの最新テクノロジーをマンガで親しみやすく伝えている。まるで成毛 眞さんの『2040年の未来予測』のアンサーブックである。
成毛さんの書籍で印象に残っているのは、「超高齢社会」「自然災害」「食料不足」「労働力不足」だった。それら社会問題の解答が、この『THE TECHNOLOGY 2030』にすべて書いてある。デジタルな技術だけでなく、培養肉のような物理的、科学的なテクノロジーも印象的だった。
今後はリアル空間、仮想空間の違いが薄くなり、どちらでも自分らしく生きることができる。様々なテクノロジーがイキイキとして生活を提供してくれる。それと同時にアナログなものは希少な存在として価値が上がっていく気がする。運動とか睡眠とか人間という生き物としての基礎的な要素もより大切になるのでは。
これからの地球、人類に対する大問題に向かっていく研究者のみなさんの気概に感動する。それぞれが本物の使命、ミッションとして情熱を注いでいるのだと思う。こんな社会貢献を自分もしていきたいと思った。未来は明るい!未来は楽しい!楽しもう!