タイトルに書いたがそんな経験はないだろうか、上司は知っているのに教えてくれない「それが成長になるんだよ」と言わんばかりに。そんな古臭い上司でなく、世界基準の上司はどんなものかが本書には書いてある。
本書の目次はこうだ。
第1章 世界基準で活躍する上司になる
第2章 部下と協力関係を築く
第3章 部下に具体的な指示を出す
第4章 チームから最大の成果を引き出す
第5章 部下とのコミュニケーションをとる
第6章 部下をきめ細かく育成する
部下との関わり方、関係の築き方、指示の出し方、最大の成果の引き出し方、コミュニケーションの取り方、そして教育の仕方、部下との関わり全てにわたる。
そしてそのないようは週次ミーティングのやり方から、悩みの聞き方、コーチングのやり方本当に具体的に書いてある。全ての上司におすすめの本だ。
さて、そしてその中でも評者に刺さったのはタイトルや冒頭に書いた話だ、では『世界基準の上司』は部下にどう教育をするのだろうか。上司は部下に全て手取り足取り教えるのだ。「それじゃあ、自分でやったことにならない」とか思った上司もいるだろう。
全て教え生産性高く、最短で成功をさせる。それでどんどん自信をつけていき、上司の想像以上の結果を出すのが部下だという。部下の成長を上司はなめてはいけない。