ロンドンに住む笑顔が素敵な老人スクルージ。だがかつて彼は金儲けのことばかり考え、人の気持ちを考えない冷徹な男だった。
ある日「お金が全て」と信じていた若い頃のスクルージの元に3人の大天使が現れる。大天使達が見せる不思議な世界によってスクルージは「誰にもやさしくできない自分」「自分がどれほどちいさいおとこ」なのかということに気づき、変わり始める...。絵本ですがミュージカルのように歌を歌うシーンがたくさんあり、知らない人はYouTubeなどで聴きながら絵本を読んでみてもいいかもしれません。
「クリスマスはもっとも人を愛した方が生まれた日だ。その日をおもいっきりいわおう!」自分もクリスマスや行事事は大人になるにつれてどんどん大切に思わなくなくなってしまっているところがあり、知らないうちに若い頃のスクルージみたいになっちゃってるのかもしれないなぁと反省しました。
私はミュージカルを観ていませんが、ミュージカルも観たくなりました。この本はホリエモンこと堀江貴文氏が運営するオンラインサロンHIUのメンバーが作り上げた作品です。まさに愛に溢れた作品でした。
「人から愛されたい。愛したい。」「そうしたいならそうすればいい。」
人生に迷った時、大切なものを忘れそうになった時に読み返したくなる作品です。