いやー、この本を毎日復習しながら仕事をすること2週間。おそらく社内トップクラスにExcelが速くなった気がする。そんな本である。
評者は研究開発職のため大体毎日Excelでグラフを書いている。しかし独学で覚えたものだ。いくつかのショートカットキーは使うがほとんどはマウスでの操作だ。
この本はExcelを速く使えるようにするためだけの本だ。セルの移動が速くなれば、タブを速く移動するだけでどんどん速くなっていくのが実感できた。
例えば、ctrl+矢印、sift+矢印、ctrl+sift+矢印。これを使うだけで、セルの移動の時間やグラフ作成の時間が革命的に速くなる。これまでグラフを作る時にドラッグをしてデータをなぜ選択していたんだろう。あの時間を返して欲しい。あれが全て0.5sあればできるものだったとは。
他にも文字のサイズの変更だとか、文字の色の変更だとかマウスでやるとちまちまと結構時間がかかるが、キーボードでやるとほんの一瞬だ。
毎日仕事でExcelを使う人は本当に早めに読むことをオススメする。この本を読まずにExcelを使い人生を無駄にするな。