発行部数61万部のベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』のコミック版。お気に入りの本だという人も多いのではないのでしょうか?。コミック版が出たのでこの機会にどうぞ。
さて、本作の内容ですが、タイトルの通りフランス人は10着しか服を持たない。比較としてアメリカ人は大量に服を持つこと。その文化の違いが紹介されている本です。
10着の良い服・似合う服だけを持っている方が、大量の安い服を持っている場合よりも、毎日服に迷うこともなく、良い気分で生活できるという話です。
他にもフランスは文化のある国なので、昔から受け継いできた高価な家や家具、食器それを毎日使って生活しています。そうすることで自分自身の行動も丁寧になっていくといいます。良いものはつかはないと意味がない。
さて、日本に置き換えて考えると、実家に眠るようなものを修理しながら使い続けていくことがいいのだろうか。その地域、国民性にあったものを長年使うのがいいのか。
そう考えるとこの考え方は結局SDGsに繋がる気がしてきた。大量消費社会から抜け出し地産地消生きるヒントはここにもあった。