ブランド。元々はburnedから来ており、家畜の焼印が言語である。家畜の焼印で品質を保証していた。そこから品質保証のため広がっていったのがブランドである。
ブランドの価値は言うまでもないだろう。例えば電化製品で同じような商品があれば、有名ブランドから買う。無名のメーカーからは買わないだろう。
洗剤ひとつ取ってもメーカーごとにイメージがある。これがブランドである。技術は進化してもイメージが変わらないのがブランドである。
本書ではブランディングについて、その戦略などを具体的な例であげており、特に失敗例なのは勉強になる。
また、現在はブランドの価値が変わってきた。「フォロワーの多い人間が進めていたから安心」と言ったブランド人も出始めている。
本書はブランディングについての基礎知識を学べる一冊である。商品を売っている人にとっては必読書となるだろう。また、自らをブランド化したい人にとっても必読書である。
デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール(MarkeZine BOOKS)
- 作者: 山口義宏
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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