“ブランド力”とは何か。それは小売店の商品棚からユーザーに選ばれる力です。
日本の中小企業で、成長している企業とそうでない企業の差は“ブランディングとデザインに対する意識の差”と言われており、“日本は海外から10年遅れている”のが現状になります。この点を筆者は“伸びしろ”と考えており、“デザインとブランディング”を正しく学ぶことこそが企業の成長を促すため多くの人に学んで欲しいと本書を執筆しました。
ブランディングは単にロゴを変えるということではありません。ブランディングとは企業の大切な宝物を、誰もが納得する柱として確立させるための施策になります。それは“商品棚からユーザーに選ばれる力”を育てることです。
企業理念をユーザーに伝えるためにデザインし、それを確立させるためにブランディングをコツコツ行っていく。それは年単位で芽に水をやり、木になるまで育てることです。
超高齢化社会、グローバル化、大企業との競合、すべての問題解決のヒントになる一冊です。