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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】現代に適した生き方をする二人の思考を学ぶ『バカとつき合うな』

この本はタイトル通り著書の堀江貴文氏と西野亮廣氏が考える『現代に存在する付き合うべきではないバカ』について各々が思っていることを書き記している書籍である。

著書である両名は分類上ではこの本を手に取り読んでいる我々と同じ生き物であるのにも関わらず、しかし、我々よりもより楽しく効率的に更に我々よりも沢山のお金を稼ぎながら、一度きりしかない人生を謳歌している。それはなぜか?答えは二人が我々よりも時代に適した生き方をしているからである。

この書籍はそんな二人が『バカ』と呼ぶ、すなわち『現代に適している二人から見て間違った考え方をしている人』について解説してある書籍なのである。堀江貴文氏は本書でこう言っている。『小利口になるな』『考える前に行動せよ』小利口とはつまり、何かをやろうとした未来に対してあれこれ考え、ありもしない失敗を思い浮かべ『行動しないから失敗をしない』ことを選ぶ人のことを指す。

全てのことにノーリスクなどあり得ないのだから『考える前に行動せよ』それこそが今を生きていることの存在証明であると。その良い見本が西野亮廣という『非常に優秀で、頭の良いバカ』であると。西野亮廣氏は本書でこう語っている。『考えるより行動』ではなく『行動することで考えている』と。情報は自分が行動することによってしか集まってこないし、情報があればもっと思考できるから後先を考えないけど、他のことは人一倍考えている。それは堀江さんも同じですよねと。

この本はただ『こういったバカとは付き合ってはいけない』という勧告本ではなく、両名が何を思って生き、どういった行動原理で行動しているのかという深いところの思考を拾うことができる本であると感じた。

バカとつき合うな

バカとつき合うな