ルネサンスにしても、幕末にしても時代が大きく動くときは、その背景に、いつも「たまり場」があって、その時代の芸人や画家、金持ちなどなど、いろんな職種の連中が一つの場所に集まって夜な夜な情報交換していたという。近年でいうとタモリさんや所ジョージさん、ビートたけしさんの周りもそんな感じではなかろうか。
自分に置き換えてもいつも「たまり場」で様々な年齢や職業が違うものどうしでコミュニケーションを取っている。そこでは新しいアイデアやイノベーションが生まれたりもする。
また、著者のように1度世間を炎上させると灰になるまで焼かれ続けるのが現代の流れだ。ベッキーさんや品川庄司の品川さんも同様の例だろう。これは「いじめ」と一緒で、人々というのはいじめている側からは1つの娯楽であり、お金もかからない、技術もいらない、工夫もいらない、とっても手軽にできる娯楽である。何10年、何100年と「いじめはやめよう」と叫び続けてもなくならないのはそのためだろう。
僕達はこの瞬間に未来を変えることはできない。でも過去は変えることはできる。皆さんの人生はたくさん失敗してきたであろう。ネガティブな過去は人前に晒してネタにすると、目の前にいる人達が笑ってくれて、その瞬間、ネガティブな過去が輝きはじめる。失敗したところで終わるから「失敗」になるのであり、失敗の度に工夫し、ネガティブな過去をポジティブなものへと転換し、成功するまで続ければ、それらの失敗は全て成功のために必要な部品となる。