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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】シリーズ第5弾!遂に日本版が登場『1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365~伝統・文化 芸妓(舞妓)、幇間~』

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本作は、遂にシリーズ第5弾、テーマは日本。日本版を読みたいという多くの声により誕生したそうだ。日本を知るための365の知識がまとめられている。

今回は、伝統・文化の芸妓(舞妓)、幇間についてとりあげる。芸妓とは、「唄や踊りなどの芸で、宴会の席に楽しさを添える仕事をする女性のことである」関東では芸者と呼ばれ、舞妓はその見習いである。また、男芸者は幇間(太鼓持ち)とも呼ばれる。

もともと水茶屋で料理やお酒を運んでいた人たちが歌舞伎芝居を真似て、踊りを披露するようになったところから始まったそうだ。

評者は、芸妓の経験はないが、太秦映画村で芸妓に扮したことがある。撮影所ということもあり、着物やかつらはもちろんのこと、顔や首、背中、手など出ているところはすべて白塗り、男性でも女形を演じるぐらいだがら、正直、鏡で自分を見ても誰だかわからないほどの出来ばえだ。

そのため、セットの中を歩いているだけで、あっという間に人だかりになった。当時は外国人観光客はいなく、日本人だけにも関わらず「写真撮ってください」がすごい。

いくら「私は違います」と言ったところで、その格好。誰も人の話は聞いていない。たったの数時間ではあったが、完全に映画村スタッフだと思われ、まったく自分が楽しめる状況ではなかった。

そこで感じたことは、評者は、着替えてメイクを落とせば、現実に戻れる。しかし、世の中に顔が知られた著名人は、四六時中、常に好奇の目にさらされ、一生そこから逃れられない。

もちろん良いこともあると思うが、これはかなりの苦痛であり、ストレスにもなる。有名でも無名でも同じ人。嫌だと思うことは、誰でも同じなのだ。

本作では、他にも364の日本に関する教養が学べる。日本人なら当然すべて知っておくべき教養である。