『地方在住とは定年後の夢ではなく現役世代ですでに始まっている』
コロナに伴いテレワークを経験する人が増えたことにより、多くの人が既存の働き方を見つめ直したのではないかと思う。
出社しなくても仕事はできる。満員電車に乗る必要もない。
この気づきはビジネスマンにとって働き方を変えるに十分な原体験となったのではないかと思われる。
出社しなくても問題ないならカフェで仕事でもしようか。とも思うが本書はいっそのこと地方在住もありですよと伝える。
本書の良いところは地方在住のリアルが書かれているところである。
地方での人間関係、教育、移住方法、必要なお金などの項目にてメリット、デメリットが書かれており、闇雲に地方在住をすすめているわけではない。
それに加え20人の地方移住者の体験談もかかれており、移住時のイメージを繊細に描きやすくなっている。
もし地方移住を考えているなら本書に目を通すことをおすすめする。