前回の『堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?』に続き飲食業界人との対談本。このシリーズ本当に面白いと思うのだがあまり共感は得られていない。他の堀江さんの本より圧倒的に面白いと思う。
今回も非常に豪華メンバーによる対談が繰り広げられている。例えば『SUGALABO』、『くろぎ』、『鮨さいとう』などのシェフ、『牛角』の西山さんなどが飲食業界について語っていて、評者には関係はない内容であるがすごく勉強になる。
また、ところどころ堀江氏が経営している『WAGYUMAFIA』の戦略が紹介される。料理できる人を雇うよりコミュ力が高い人に料理を教えるべきと言う話や、「いってらっしゃい!」がどのようにして開発されたか。付加価値をいかにしてつけるか。
また、中には評者も実際にレストランで会ったこともあるシェフもいるが、シェフ達の考え方、職人肌な面を垣間見れたところもすごく良かった。
そして、本書の最後ではテリヤキメンバーによる今年のレストランも発表されている。このページだけでも一読の価値があるだろう。行きたい店がまた増えてしまった。
さてさて、非常に長くなってしまったが、非常にオススメな本である。是非読んで、美味しいものを食べに行きましょう!。