本書では「ワクワクする問い」を立て、発想から課題解決する方法を学ぶことができる。
左脳型で思考するバージョンも出版されているため、ぜひセットで読んでいただきたい。
左脳型との大きな差別点は「現場主義」であることだ。
現場で起きている事実を見聞きすることで、生の状況を把握することが目的だ。
左脳型であればここから課題を分解していくのだが、右脳型はここから発想のフェーズに入る。
見聞きした現状を「どうしたらもっとよくなるか」という視点から数多くのアイディアを出していく。
直接関係してないアイディアを持ってくることが、本書では推奨されている。
「当たり前」を一度忘れることが、想定外のアイディアを生み出すことにつながる。
私はこの右脳型思考をPDCAでいうPとDに着目していると感じた。
一度常識から外れてアイディアを出してみる。
まず実践して、フィードバックから修正する。
より速く行動できる思考法である。
どんなに的外れなアイディアだとしても、
そのアイディアが役に立つ時が来る。
そう信じて、私はこれからもどんなことでも自身のメモ帳に毎日書き込んでいく。
- 作者: 渡辺健介
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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