「データや課題を分析する」ことは大事だと言われるが、慣れてない人にとってはどうすればいいのかわからない。
本書では子どもでもわかるレベルで「データ、課題分析」による課題解決の方法について学ぶことができる。
右脳型で考えるバージョンも発売されているため、ぜひセットで読んでいただきたい。
左脳型思考法の大きなポイントは「分解の木」を書くことである。
大きな課題をいかに小さく噛み砕くか。
自分がアクションできるレベルの、小さな課題に噛み砕くことで解決策が見えてくる。
難しければまずはYES or NOの二分割を繰り返してもよい。
「分解の木」を書くと、様々な小さな解決策が見えてくる。
あとはアンケート結果等の客観的データや、実行しやすさ、効果等を踏まえて打つ手を考えるだけだ。
前回書評を書いた『世界一やさしい右脳型問題解決の授業』との組み合わせ、使い分けをすることでより高い効果を生みそうだ。
アイディアを出し実行。
実行結果の課題を小さく分解し、次の行動へと落とし込む。
その繰り返しが、よりよいプロジェクトやプロダクトを作っていく。
悩んだ時、行き詰まった時はまず「分解の木」を書いてみることにする。
目の前の課題が大きいのであれば、まずはそれを小さく分解することで次の方向性を見つける。
あとは、行動するだけだ。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/28
- メディア: 単行本
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