10年前に金持ち父さんのキャッシュフローゲーム交流会に参加したところ、FXの自動売買ツールの勧誘に合った。（勿論購入はしなかった）
そんなこともあり怪しげなイメージがついていた金持ち父さんシリーズだが、ビジネスに興味を持ち始めた私に役に立つという助言があり本著を読んだ。
結論として、本著は国や時代を問わない本質的なビジネス本だと感じた。
著者のロバート・キヨサキ氏がビジネスに当たって必要な基盤やマーケティングについて具体的に記載しており、ビジネス全体像を把握するのに役に立つ。
また多くの“失敗談”を掲載しているところは本著の特徴だろう。
ビジネス成功の秘訣は、失敗から学ぶ姿勢だということを痛感した。
本著の中で印象的だった言葉を3つ抜粋する。
①「敗者は失敗するとそこでやめてしまう。勝者は成功するまで失敗を繰り返す」
②「ビジネスに関することで、失敗するかもしれないと知りながら何かすることがよくある。それは成功するためには失敗が不可欠であることを学んだから」
③「失敗し続けている状態を止める方法は、失敗する速度をもっと速くすること」
実は本著を読んでいて、メタップス創業者である佐藤航陽氏のXでの投稿と繋がった。
「新しいチャレンジの成功確率は10%程度と見込んで動くと良い。多く試し速く失敗するのが基本。「百発百中」を目指そうとするのは優秀な人がよくハマる罠。失敗と仲良くなるほうが成功には近道。《佐藤航陽氏の2024/2/14のXでの投稿》」
一流の実業家でさえ新しいチャレンジの成功確率は10%と分析しているのだから、ビギナーの私はもっと失敗するのかもしれない。失敗を恐れずに多くのことにチャレンジし、失敗した際にはそこから素直に学び前進できる人間を目指したいと感じた。失敗と友達になりたい。
