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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】ビール愛好家のための究極のガイドブック - 『死ぬまでに飲みたいビール1001本』

皆さんこんにちは。最近はマイクロブルワリーとして独自のビール(クラフトビール)を造る醸造所が増えてきました。今日はビールの魅力を存分に伝える書籍、「死ぬまでに飲みたいビール1001本」をご紹介します。

深い歴史、広がる世界

ビールの歴史は古代メソポタミアやエジプトにまで遡ります。石板に刻まれたレシピや、ピラミッド建設の労働者の慰労品としての記録は、ビールが単なる嗜好品ではなく、人々の生活や社会に深く根ざした存在であったことを物語っています。

多様性を知る一歩

本書では、ビールを「アンバー」「ブロンド」「ホワイト」「ダーク」「スペシャリティ」の5つのカテゴリーに分けて紹介しています。この分類からもわかるように、ビールには無限のバリエーションが存在します。それぞれのビールが持つ独特の風味や香り、色合い、製法を知ることで、未知の世界への興味がそそられます。実際、載っているビールで飲んだことのあるものがほとんどありませんでした。

知識と情熱の集約

この本が特別なのは、40人以上のビール専門家の知識と見解が集約されている点です。世界各地のカメラマンが撮影したビールの写真は、それぞれのビールが最も美しく、味わい深く表現される瞬間を捉えています。「ビールはどれも芸術品である」という著者たちの情熱が、ページを通じて伝わってきます。

生涯の旅へ

1000ページ近いこの書籍を一度に全て理解するのは難しいかもしれませんが、それがまたこの本の魅力です。時間がある時に好きなページ。めくり、好奇心を刺激されたビールに付箋を貼り、実際にそのビールを探して味わう。そんな使い方をしてみようと思っています。各ビールが持つ物語や背景を知り、自分の好みを探求する過程は、まさに生涯続く楽しい旅となるでしょう。旅の途中で肝臓をいわさないことが重要ですが。

まとめ

「死ぬまでに飲みたいビール1001本」は、ビールを深く愛するすべての人へ向けた、愛情と尊敬のこもった書籍です。この本を手に取り、ビールという名のアートに触れ、新たな発見と楽しみを見つけてください。私と皆さんのビール探索の旅が、豊かな体験と素晴らしい出会いで満たされることを願っています。ここまで書いてアレですが、私はお酒はそんなに強くありません。