これを読んだら、あなたは運動せずにはいられない。
ノーベル生理学・医学賞を選定する期間「カロリンスカ研究所」でリサーチャーとして活動し、脳研究の最前線で活躍する精神科医である著者による、科学的根拠に基づいたわかりやすく解説された脳のパフォーマンスを最大限発揮するための簡単な方法をあなたもはじめてみませんか。
脳に関する書籍が多数ある中で、知識がない人にもわかりやすく、平易な言葉で脳のメカニズムを解説しながら、誰もが今直ぐ始められる方法を紹介。
「集中力」「やる気」「クリエイティビティ」「学力」「脳の健康度」などを高める方法を1章づつ、丁寧に説明。まだ解明されていないことも多い脳について、最前線の研究で分かっていることに基づいて説明され、巻末には用語集も掲載されています。
運動には、加齢による悪影響が抑制されるだけに留まらず、むしろ若返る効果がある。
ストレスによって脳は委縮し、適切に機能しなくなる。アルコールにもストレスを緩和する効果はあるが、依存症の危険性があるため、運動の方がおススメ。
集中物質と言われるドーパミンは、運動によって分泌量が増え、運動直後数分から数時間はその状態が続くため、集中しやすくなる。わずか5分の運動でも効果がある。また、運動によって最強の脳物質BDNFを生成することで脳内で新しい細胞が作られ、性格も変わる。
ストレス、睡眠不足、過度の飲酒、高脂肪の食事を避け、習慣的な運動をすること良いことづくめである。
本書ではこれらのエビデンスが示されると、さすがにあなたも運動しないという選択肢はなくなるのではないだろうか。
現在の生活や健康状態に何かしら課題を抱えている方や不安を感じている人、いつまでも若々しく、健やかに過ごしたい方には是非おススメの一冊です。
さあ、本書を読んで、あなたも習慣的に身体を動かして、脳のパフォーマンスを最大限発揮しよう!
発行所:サンマーク出版
著者:アンダース・ハンセン