AIビジネスの第一線で活躍する著者がグローバルエリートの学びの場ハーバードビジネススクールとグローバルトップ企業であるグーグルの現場で学んで得たエッセンスを凝縮した35のルールとは。
高校を１年で中退し、渡米、ボーディングスクール～大学卒業、日本でビジネスを経験後、HBSへ、その後Google入社、スタートアップ２社を経て創業。
HBS卒業直前に出産し、乳児を抱えながら就活、現在はAIスタートアップの経営者で２児の母でもあるパワフルな女性です。
目次を眺めているだけでも学びが得られるくらい、経験に基づいて得られた知見が、実際に投げかけられた問いかけや引用されるフレーズと相まって心に刺さります。
以下に書籍の中のフレーズをいくつか引用します。
「もし君がロケットにのりたいなら、どの席かなんて聞いちゃいけない。ただ飛び乗るんだよ。」
エリック・シュミット（グーグル会長）
「Be good yourself, excellent to others（あなたができる最高の貢献をみんなにしなさい）」
HBS教授
「人生で一番深い充実感や達成感は、長い時間をかけて形成する大切な人たち（家族や親友）との関係によって得られる」
クレイトン・M・クリステンセン（HBS教授）
「Get busy living or get busy dying（必死に生きるか、必死に死ぬかだ）」
映画『ショーシャンクの空に』より
「前に進んでいる限り、失敗なんてない」
著者
これら引用されているフレーズや著者の学びを挙げただけでもこの本で伝えているメッセージの重み、深みが伝わってくるのではないでしょうか。
個人的にはメッセージに込められた内容が濃過ぎて一度では消化しきれないので、何度も読み返してみるとその時々刺さる言葉は変わってくると感じています。
もちろん実体験には到底かないませんが、著者が体験したその一端を疑似体験できるのではないでしょうか。
心理学の話から経営～起業、人生など幅広い示唆に富んでいます。
少しでも引っ掛かる人は是非手に取ってみてください。
本当に大切なことを見つめ直し、あなたの人生が変わるきっかけをつかめるかもしれません。
著者：石角友愛
発行所：ソフトバンククリエイティブ
