HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

MENU

【書評】下には下が居ると思えば何でも出来る『人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいるー村西とおる魂の言葉』

 

著者の村西とおるは、AV監督として有名。
本書は、その村西とおるの生い立ちや経歴と共にどん底に落ちて這い上がった人間の力強い生きる名言を集めている。
ビニール本や裏本やAVで富を築いたが、猥褻図画販売容疑で指名手配そして逮捕。
釈放後、ハワイでAV撮影中、旅券法違反としてFBIに監視そしてピストルをこめかみに突きつけられて逮捕、懲役370年。
弁護士などを経て総額1億円かけて釈放。
それから国内でAV撮影して再び一躍。
しかし、衛星放送事業に手を出してしまい失敗し、倒産そして借金50億円を抱える。
月々8000万円の返済の為に、知り合いの目の前で眼から血を流す程頭を下げまくったりして、自己破産せずに返済。
しかし、心臓に穴が空いてしまい、医者から余命1週間と宣言されてしまう。
手術を否応なしに受けたものの、失敗。
とは言え、激しい運動をしなければ生きる事が出来ると、知り合いの医療従事者から救いの言葉を受けて今に至る。

まず、日本人にとって友人間でも家族間でもお金子貸し借りをするなと昔から叩き込まれている。
だが、その正体は、プライドなのかもしれない。
友達や家族にお金を貸してくれとお願いする事自体、辛かったり恥ずかしい気持ちが前面に出てしまう。
僕が前働いていた会社の同僚から、よくお金貸してと頼まれていました。
毎回返してくれるだけでなく、僕のSNSの投稿には真っ先にいいねを押してくれてます。
それは今も続いてるのですが、別にいいねを押せとは頼んではないのですが、やはりいいねを知り合いの方から押してもらえるとお金以上の嬉しさがあります。
尚、村西とおるは前科7犯でも有名です。
FBIに連行とかでは無いのですが、歩いていたら警察官5人にガシッと手を掴まれて交番に連行された事はあります。
罪状は、迷惑防止条例違反で、口の中のヨダレを採取されブラックリスト入りされてるんでしょうね。
まぁ花火大会の時に浴衣の女子の肩を触った程度ですが。
身元引き取り人として、僕のお父さんが交番へ頭を下げて僕を連れ帰った事もハッキリ覚えています。
村西とおると比較すると、僕の前科なんて蚊に刺されたどころか蚊を見つけた程度のしょうもない罪状なんでしょう笑
そんなしょうもない罪状を受けた僕が街をぷらぷら歩いていても、そこら辺を歩いている人は何も興味を示しません。
前科7犯の村西とおるが歩くと背中に指さされて『借金借金笑』と煽られる始末。
そんな村西とおると比べると、前科1犯だろうと2犯だろうと大した事じゃないでしょう。
余命1週間を宣告された村西とおるは、睡眠薬を飲まないと眠れない程悩んでいました。
余命云々は言われた事ないですが、一生薬漬けになるかもしれんから覚悟しろと去年の夏かかりつけの先生に言われた事が僕にはあります。
新型コロナウイルスが可愛く見える程厄介なB型肝炎ウイルスにかかってました。
まぁフィリピンでコンドーム無しで一発だけ生ハメしたのがマズかったんでしょうね。
病状をググってみると、深刻な状況に陥ると前述の通り国から補助金貰いながらになるけど、治るのがかなり難しくなる厄介な肝臓の病気です。
それを知った僕も寝付けない夜が続いてました。
まぁ医療技術も進歩しており、毎日点滴をプスプス刺して安静にしておいたら、B型肝炎ウイルスへの抗体が出来ており肝臓の数値なども正常になりました。
また、100円玉1枚出すのすら苦悩する人ですら信用する人が居る。
恥というプライドを叩き捨て自分がやりたい事に情熱を注ぎ込んで行動する人は、やはり人を惹きつける何かがあるのも間違いないです。