ブロックチェーンとは何か?イマイチわかっていない人も多いだろう。だが、ブロックチェーンはAIや、ビックデータをこえる凄い技術かもしれない!!
何を言っている。AIこそが、ビックデータこそが、最強の技術じゃないか!と思われたかもしれない。確かに、AIやビックデータにより、私達の生活は豊かになっている。
だが、それは未だに中央集権的な世界で成り立っているということも言えるだろう。AIやビックデータは、何か1つのものに依存し、そこに集まる情報をもとにしたものだ。だから、見方を変えれば、あれだけの批判を浴びた社会主義や、官僚制などと同じ類いにはいるのかもしれない。
そこで革新的なアイデアであるのが、ブロックチェーンである。ブロックチェーンとは、それぞれのユーザーがお互いをチェックし合う、つまりは管理者のいないやり方だということだ。管理者がいないとは、一般的にいうと「自由」ということだろう。真の「自由」とは、管理者がいない世界のことであると、私は自負している。
ブロックチェーン=ビットコインとなりつつあるが、実際はそんなことはない。ブロックチェーンを用いて、一番しっくりきたのが、ビットコインってだけであり、ブロックチェーンの考え方は、ビジネスや、人間関係でも応用できるだろう。
その事について、分かりやすく初歩的に書いてあるのがこの本だ。最新技術はどんどん発達していっているが、このブロックチェーンというものはあまり注目されていない。なぜなら、これまでの中央集権的な考え方に、そぐわないからだ。そういう意味では、AIやビックデータの方が中央集権的な考え方にしっくりきたのだろう。
プラトンは言った 「常識の外にしか答えはない」と。そんな常識を覆すような、考え方がブロックチェーンなのかもしれない。是非とも考えてみて欲しい。