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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】神話を知ることは、日本を知ることだ。 『まんがで読破 古事記』

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あなたは日本の神話をご存知だろうか?名前だけなら知ってるとか、そもそも知らないわ!っていう人は多いだろう。なぜなら、日本はGHQによって、日本の神話を伝えるのを禁止されていたからだ!!今こそ日本の文化や、人柄をストーリーで知ろう!!

古事記には、上・中・下がある。その中でも、日本の文化や、日本人特有の思想があらわされているのが、上だ。上には、神の物語であり、様々な神がでてくる。

その中で、私が特に好意をもったのが、アマテラスだ。アマテラスは、スサノオに土地や、文化をめちゃくちゃにされてしまう。そして、岩の中に引きこもってしまう。

これはまるで、現代の「いじめ」と「鬱」を、あらわしているように、考察できる。
そして、アマテラスを引き出すために、人々は楽しく宴会を行った。ここでは、「笑い」がキーワードになっている。「笑い」は、嫌でも幸せになれるという性質や、「笑い」を使えば、マインドフルネス瞑想をした時と同じぐらいの恩恵が、得られると最近では言われている。

その宴会は、現代でいう「祭り」をあらわしている。そして、この「笑い」によって、アマテラスは外にでてくるのだが、ここでも挫折を乗り越えた「成長」という面があるのだ。

このように、「古事記」からは、日本の文化だったり、現代でも問題なっていることの解決法などもかかれているように感じた。更に、日本人特有の「察する」文化だったり、人助けが成功につながるということ、なども紹介されていて、大変興味深かった。

我々は、「古事記」についてあまり知らないが、「古事記」は、意外と身近にある。例えば、ゲームのキャラで、「アマテラス」や、「イザナミ」「イザナギ」などが、よく使われているのを見たことないだろうか?これは全て「古事記」からきているのだ。「古事記」を知るだけで、日本の性質が分かり、他人に自慢もできてしまう!笑

ぜひ、「古事記」をよんでほしい!マンガならすごくわかりやすいので、オススメだ!

 

古事記 ─まんがで読破─