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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】恐れず挑戦する人こそが、成功する 『福岡市を経営する』

「福岡市はここ数年で本当に変わった」
福岡出身の友人から上記のような声をよく聞く。
若手市長が何を考え、どのように市を変えたのか。
私は気になり、本書を手に取ってみた。

高島氏の尊敬できる部分として「スピード感のある実行力」が挙げられる。
2016年に起きた福岡市の陥没事故も、市長の判断スピードと実行力により素早い復旧がなされた。
まず実行してみて、そこから修正していく。
変化が早いこれからを生きるためには、どの仕事でも「スピード感のある実行力」は必要になってくるだろう。

また、とにかく小さく結果を出したという点も尊敬できるところだ。
人から信頼を得るためには、結果を出すのが最短ルート。
だが素人からチャレンジすることは、すぐに大きな結果は出せない。
だからこそ自分ができる範囲で、まず小さな結果を出していく。
そうすることで信頼に繋がり、次のステップに進むことができる。

高島氏はアナウンサーを辞め、政治家という道を選んだ。
はじめや1章に悩みや苦しみが記載されているが、「変わる」「挑戦する」ということは「不安」や「痛み」を伴うのだ。
それでもチャレンジできたのは、高島氏の「夢への熱い想い」なのだと感じた。
私が高島氏の考え方に共感できるのは、上記の部分に繋がるところがあるからだろう。

最終章の高島氏からのメッセージが熱い。

「成功の反対は、挑戦しないこと。」
「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになる。

不安や痛みを恐れず、楽しみながらチャレンジできる人間こそが成功を勝ち取るのだ。

福岡市を経営する

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