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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】若き冒険家、Goの手記『草原の国キルギスで勇者になった男』

皆さんこんにちは。最近、春間豪太郎著の「草原の国キルギスで勇者になった男」を読みました。この本は、中央アジアの秘境、キルギスを舞台にした冒険譚で、著者が「ゼルダの伝説」に憧れ、満たされない日々を送っていた学生時代、行方不明の友人を探しにフィリピンに行ったことから突如冒険に開眼し、キルギスに降り立つというストーリーです。

この手記は、不遇な環境にあっても、自分の夢や目標に向かって進む力が、人間の持つ驚くべきバイタリティとチャレンジ精神を象徴しています。春間豪太郎氏のように、自分の情熱を追求し、困難を乗り越えて目標を達成する人々の物語は、大変尊敬できますし私にとって大きな励みとなりました。

冒険は確かに危険を伴いますが、新たな環境や未知の事象に直面することで、自分自身を試し、自己の限界を押し広げることができます。春間豪太郎氏が冒険の中で出会った善人と悪人、そして動物たち。それぞれから学んだ経験は、彼自身の視野を広げ、人間理解を深める貴重なものとなったことでしょう。

「草原の国キルギスで勇者になった男」は、冒険の本質や、人間の成長と責任について考えるきっかけとなる一冊です。この本を読むことで、私たちは自分自身の生き方や価値観を見つめ直す機会を得ることができます。
そして、この物語を読むと、自分には無理だという歯痒さと憧れが入り混じった感情が湧き上がります。それは、私が日常生活の中で経験することのできない刺激や、心の奥底に眠っているかもしれない冒険心を刺激し、憧れの対象となりました。いつか春間豪太郎氏のように、または全く違うスタイルで、冒険の道を進んでみたいものです。