本書は「鮨屋に修行は不要」で炎上を起こしたホリエモンこと堀江貴文と鮨屋の大将8人による対談本である。最後にはその発言の真意が明かされる。
「鮨屋に修行は不要」に対し、各人がどんな修行、否、理不尽を受けてきたのか。またこだわっていることが何かについて話されている。
一読したところ共通点は「美味しさは魚依存」、「仕込みは効率的に学ぶ」、「握りは数をこなす」、「大事なのはコミュ力・おもてなし」、「外国人がすごい」だろうか。
ところで本書に登場する「はっこく」、「鮨一幸」は評者が行きたい鮨屋をあげてくれと言われれば、すぐに思いつく鮨屋であり、本書によりすごく刺激されてさしまった。「はっこく」は近々行きたいなぁ。ちなみに、この書評執筆時点で評者も定期的に通う「くろ崎」には明日予約があり明日が楽しみになって仕方がない。
そんな鮨をさらに旨くする本書を読んで美味しい鮨を食べる人、そして美味しい鮨屋が増えるといいなぁ。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2018/12/14
- メディア: 単行本
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