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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】今の日本社会を生き抜くために、この一冊を読もう!『新世界』

ここ数年で、人々の価値観は大きく変わってきている。
西野氏は本書にて、新しい時代を生き残るために必要な知識、情報を実体験を含めて分かりやすく説明してくれる。

現代は「貯信時代」であると西野氏は語る。
信用があれば、クラウドファンディング等で必要な金は手に入る。
大事なのは、お金を貯めることではなく「信用を貯める」こと。
嘘をつかず、信用を貯めるために働けば未来は明るい。
直近でお金を求めようとしてはいけないのだ。

日本という国は「外」に出ようとすると必ず村八分に遭う。
みんな我慢しているからだ。
みんな我慢している中で、自分だけ開放されようとするからバッシングを受ける。
ただ「貯信時代」である今、わざわざ嘘をつかざるを得ない環境で、我慢して仕事をしても今の時代は生き残れない。

今の環境は出たいけど、「お金がない」「周りに何と言われるか」などの理由で結局残ってしまう人は多い。
西野氏は新しいことをやる度に、色々な方面からバッシングを受けている経験がある。
それでも行動する根底には「誰かがレールを敷いた世界を走っても、レールを敷いた人間には追いつけない」という考えがある。
だからこそ、西野氏の「行動せよ!」には説得力があるのだ。

環境への愚痴は言い訳。
少しずつ行動する。
きつかったら逃げて、そこで次の一手を考えればいい。
西野氏の言葉を肝に銘じて、少しずつ行動しようと思う。

新世界

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