個人が何かを創作することは別に珍しいものではなくて、この当ブログもそうだが、ネット上には個人が作ったコンテンツがいっぱい溢れている。
「初音ミク」などのボーカロイドによって、個人でもボーカル入りの音楽が作れるようになり、たくさん曲があふれだした。ボカロ・ムーブメントは記憶に新しいところだ。
このように誰もが「メイカー」としてものづくりができるようになり、イノベーションを起こせることが容易になってきた。
イノベーションを生み出すのは「PLAY」あくまで遊び感覚からであり、アイデアを思いつく最初の段階でビジネスになるかどうかなんて考えていると新しい発想は出てきづらい。
そこで「思いついたらすぐに作ってみる」これがまさに大切であり、日本の過去の歴史を振り返ってみるとソニーの「ウォークマン」、ビクターの「VHS」など独自で試しに作ってみたものがヒットしたケースが多々ある。
このように突如起こるイノベーションの相当部分は「やってみる」ということに尽きるという。
我々も目の前のことに恐れず、なんでも思いついたらやってみる。そう思えた書籍であった。
メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing))
- 作者: 高須正和
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2016/03/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (4件) を見る