例えば、デートの計画をするとしよう。どこに行ったらよいか、多く書き出す。ご飯の場所も書き出しまくる。アイデアが出まくったら、交通手段とかの動線や予算を考え実現可能を考える。企画とはこういうものである。
本書はアイデアとは何か、情報の入れ方、アイデアの出したか、アイデアのまとめ方の順に武器を紹介しながら解説する本だ。読み終える頃にはアイデアに溢れかえるようになるだろう。
例えばカラーバス、身の回りの色のついたものを探す例えば、赤、ポスト、コカコーラ、信号、が目に入るだろう。普段目につかないものも色を制限すると入ってくる。そして、例えば黄色はお金に関するものが多いなぁと感じることもある。
アイデアは例えば、オズボーンのチェックリストで増やす。チェックリストは9ヶ条。転用したら?応用したら?変更したら?拡大したら?縮小したら?代用したら?置換したら?逆転したら?結合したら?。疑問に答えるとアイデアは増える。
次は企画書にまとめる。5W1Hを使い問題点を洗い出す、先ほどのデートで例えると、when、日付、何時に集合するか、ご飯は何時に予約するか、where、どこで待ち合わせるか、どこにいくかなどなど、これにより問題点がなくなる。そして、イメージできるようにする。
本書は企画をする人全てが必読の本であろう。そして、本書で一番重要なのはアイデアに大小はないという概念だ。他の人と同じでもいい、実現できなくてもいい、関係なくてもいい、そんなアイデアでも組み合わせることでよいものが出てくるのでとにかく書き留めていくことが重要だという。
- 作者: 加藤昌治
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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