HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】幸せになる道筋を伝授『幸せになる勇気』

幸せは与えられるものではなく、自ら掴みに行くものだと最近は常々感じている。幸せになるための道筋を示しているのが本著である。

本著を一読し、よく分からない部分も多かったというのが正直な印象だ。だがネガティブなものではなく、むしろ既存の思考を変えることの難しさ、幸せを掴むことが困難だからこそ簡単に理解できないのだろう。
定期的に読むことで人生の中で咀嚼していきたい良著だ。

私の実体験に重ねながら本著の中で印象的だったことを2つ取り上げる。

【自立した人間: 主語の変化】
家庭や仕事等で人間関係が上手く行かないことはよくある。そういう場面を振り返ると、「“私は”〜だと思う」「“私は”〜なのに」と主語が私になっていた。
意見が衝突するときも仕事であれば「利益を最大化したい」、家庭であれば「共に楽しく過ごしたい」と実は共通の目標を目指していることが多い。主語を“私たちは”で考えてみると、衝突した時の心の受け止め方も変わってくることを感じた。
「与えよ、さらば与えられん。心の物乞いになってはならない。」と本著に記載があるが、まずは自分の受け止め方から変えていきたい。

【既に唯一無二の存在であること】
今までの人生の中で、怖そうだと思い毛縁していた人が実は思いやり溢れる人だったり…と後からもっとお話をしておけば良かったと後悔した経験が何度かある。
人との出会いのときは出来る限り自分の固定概念を排除し“その人を見たい”と思うのだが、固定概念がピョコピョコと顔を出すことは未だにある。
本著の中で「人間への尊敬とはありのままに見てその人が唯一無二の存在であることを知ること」と記載がある。
・その人が●●だから価値がある
・▲▲だからすごい
のではなく既に目の前の人は唯一無二の存在で十分なのだと受け入れる。
他者を見るレンズは結局のところ自分自身を見るレンズでもある。
そんな姿勢を養っていくことが、自分の価値を他者に依存し苦しんだことからの脱却に繋がるのだと再実感した。
自分の価値を人と違うことに置くのではなく「自分であること」に価値を置くことが幸せに繋がっていく。

頭で分かってもそれを実践することは簡単ではない。だが実践を続けることが「幸せへの切符」なのだろうと思う。