「コップに半分しか水が入っていないのか、それともコップに半分も水が入っているか」。同じ事象でも考え方によって感じ方や次のアクションが変わるのは通説だが、本著はそういう面であらゆることをポジティブに変換することで自分も相手も幸せになるツール。
幸せの感じ方は人から与えられるものでは自分で定義するもの。特に人は他社と比較することで甲乙をつけてしまい不幸を感じやすいという。本著は相手と比較したとしても感じ方・考え方で自分自身が幸せを感じることが出来ることを説いている。
ポジティブワードを使っていれば自分だけが幸せを感じるだけでなく、聞いている相手も幸せになるという良いことだらけ。
本著を通じて自分自身が多くのネガティブワードを使っていたことに気付かされた。という面では、他社からの信任を得たい人や求心力を高めたい人には是非お勧め。
一番ウケたのは著者の紹介で、「断捨離を始めて最終的には家も捨てました」という紹介文章。