皆さんこんにちは。今回は「年表で読む荒俣宏の博物探検史」についての感想をシェアしたいと思います。
この本は、歴史に名を刻んだ探検家たちの冒険を年表形式で追っています。タヒチやポリネシア諸島の発見、領有権の争い、珍獣の発見、世界一周航路、北極圏の探検など、多岐にわたるトピックが網羅されています。
探検の歴史を年表形式で淡々と記述しています。小説家としての荒俣宏さんの情熱的な文章とは異なり、事実を端的に伝えるスタイルで書かれており、新たな一面を垣間見ることができました。その中で J.クックやデュモンなどの著名な探検家たちの足跡を追いながら、彼らがどのようにして未知の土地や生物を発見したのかを学ぶことができました。 特に、ポリネシア諸島の発見や領有権の奪い合いに関する部分や、カモノハシの発見についてなど歴史の教科書では触れられない詳細なエピソードが満載で、非常に興味深かったです。
*詳細な年表: 本の中心となる年表は、探検の歴史を時系列で追うのに非常に役立ちます。
* 豊富なイラスト: 探検家たちの冒険を彩るイラストや図案が多数掲載されており、視覚的にも楽しめます。
* 航海図:探検家たちがどのようなルートで移動したかが示されており、年表を追いながら楽しめます。
探検の魅力や歴史の深さに興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてください。