皆さん、自分にセンスはあると思いますか?「はい」と自信をもって答える人は少ないと思います。日本人は特に顕著かもしれません。
この本の著者である「くまもん」や「フランダースコットンプレミアム」を手掛けた水野氏の主張は、「センス=一部の人だけのものではなく、センス=知識の量である」
よって誰でもセンスを身に着けることができるし、これからの時代には必ず必要なスキルと主張されています。センスを磨くには案件や目的を理解し、
①まずは王道を学ぶ
②今の流行を学ぶ
③共通点を見つけること。
そしてクリエイティブな発想は生まれ持った才能ではなく知識×知識であるとも主張されています。
確かに何かを提案する際に、言われた側として考えた背景や知識を示されるとより説得力・信頼感があるように感じます。私が以前読んだ「Hello Design」や「デンマークに学ぶ発想力の鍛え方」と同じような考え方であると実感しました。具体例も載っており、面白かったです。当本を読んでセンスを磨くために引き続き本は読み続けようと思いました。
著者 :水野学
出版社:朝日新聞出版
出版日:2014年4月30日