昨今「終身雇用が難しい」と言われ大企業＝一生安泰では無くなってきています。これからの時代は自分自身の力で生き抜くために「起業」が必須科目と言えるでしょう。
本書は著者自身が自分の子供に働く事の意味を伝えたいという思いで形にした本です。
読み終わると「起業ってこんなもんなんだ意外とできそう」と思えます。
起業家を目指す人向けの参考資料といえば自己啓発系の本が一般的と思っていたのですが、著者の経験の中でオススメがゲームと漫画、意外でした。中でも漫画では『マネーの拳』、
ゲームでは『桃太郎電鉄』シリーズや『信長の野望』シリーズがオススメだそうです。
自己啓発本や歴史書ももちろん参考になるが
どうしても学ばなきゃと構えてしいがち、楽しみながら自然と経営に関する知識や心構えが学べるとても優秀な教材と著者は言っています。
確かに子供の頃やった桃鉄。経営者の練習になるなと感心。お正月、子供達とやろうかなぁと思いましたw
会社のゴールは廃業か売却の2択だそうです。
企業売却「イグジット」が現代日本で大金と自由な時間を得られる唯一の方法と著者は言ってます。私は会社は作ったら継続させなきゃいけないものだと思っていました。
著者曰く「醍醐味はイグジット」であるとの事。売却に関するノウハウやメリットデメリットも分かり安く書かれています。
起業に関して興味はあるけどまだピンと来ていない人、これから勉強したい人にオススメです
もちろん、中学生のお子さんへのプレゼントにもピッタリだと思います。
また、著者の関連著書として『元手10万円で100億円の売上を作った事業のコピペ術』もあり、こちらでは著者のより具体的な経験とノウハウが学べそう。
この本を読んで「起業」という事が【自分には無理な事】から【できそう、あんな事でやってまみたい】という気持ちの変化がおきました。もちろん自分の子供が中学生になったら机の上にそっと置いておこうと思います。
