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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】みんなの違いを活かすというアプローチを。『人間関係でストレスを感じたら読む本-自分と相手の「行動特性」を科学的に知れば、人付き合いはぐっとラクになる』

 

人はみんな一人ひとり違っている。
そんなの当たり前と分かっていても、いざ人間関係やコミュニケーションに直面すると、つい忘れてしまう。そして問題が生じる。ストレスを生む。
お互いがコミュニケーションを見直すことはせずに、「なんであの人は分からないんだ」と悩み、怒る。
その根本原因は、人間には、自分が見たいように自分の周りの世界を見てしまう。自分が良いと思う価値観で相手を評価してしまうという特性があるためだと言う。
どうすればコミュニケーションが問題なく出来るようになるのか。それは、冒頭にも述べた、人は一人ひとり違っているということを再認識すること。つまり、同じ言葉、同じ事象であっても人によって受け取り方は全く異なる。どんなことに喜ぶか、怒るか、ストレスを感じるか、モチベーションが上がるか下がるか、それらは誰一人として同じではないと知ることであると著者は言う。
そのためのポイントは「人間関係の客観視」。それこそが人間関係やコミュニケーションの正解をなんでも教えてくれる「魔法の鏡」なのだそうだ。
本書では、人間関係の客観視が出来るようになる秘密道具を紹介する。
その秘密道具である『ビノレポ』とは?
どうやら単なるタイプ別診断や、評価ツールではないらしいが、無論、一言で言い表せるものでもない。
後は、是非本書を手にしてお確かめください。

私にも、こいつはなんでこんな考えをするのだろう? そこをそんな反応? と、まったくソリの合わない対人関係を味わったことはある。
理解は出来なくとも、否定はすることはない。まぁ、そういう捉え方もありますわねぇと思うしかない。
翻って、違いを感じることで己の人間性も浮き彫りとなってくる。
コミュニケーションのいろはのいは、自分自身を知ることから始まる。
どんな人間関係も無駄とはならないのだ。