政治って簡単に言うと、税金をどう集め、どう使うのか。
シンプルに、ただそれだけなんです。
それがどうしてこんなに複雑に。
竹中平蔵さんと佐藤雅彦さんの経済対談。
20年前の対談本ですが、今読んでも勉強になるし、書いてあることが20年後の今の世界で現実に起きている面白さも、実感できます。
東京と木更津をつなぐアクアラインは途中から海の下に潜って行きます。そのまま海の上を走っていけば良いのに何故?
簡単に説明すると、コンクリート会社と鉄骨会社で建設費用を分け合いたかったから…。
世の中の本音を知る書籍です。
政治に全く興味のない方でも対談形式の文章なので読みやすいです。
なるほど。そうなんだ。と何度も頷く作品になっていますので、是非おすすめ、竹中さんの人柄も見えて来るのが、なお面白い。
20年も前に書かれた作品なのに、色褪せない理由は、内容が核心をついているからだと思います。日常で皆さんが何故?
と感じる理由も政治的な理由があるのかも…。
モヤモヤが多い今だからこそ読むべき一冊です。