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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】名作アラジンはここから生まれた!『千夜一夜物語-まんがで読破-』

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妻の浮気を目撃してしまった王は、女性への不信感から毎晩処女を求めては翌朝には殺してしまう。最期の晩、王に媚を売る者、従順な者、諦める者がいる中、翌朝殺されるシェハラザードは物語を語り始める...。

最初は「せむし男の物語」。夜が明けると、「他にもとっておきのお話を致しますが...」とシェハラザードは言う。王は「その話を聞くまで余はそちは殺しはせぬ」と返事をする。

また別の夜には「この話にはまだ続きがありまして...」と言う。王は「また明晩も話してはくれぬか?」と返事をする。千と一の夜明けを迎えた頃、シェハラザードの持てる話は底をついてしまう。

別称「アラビアン・ナイト」。アラジンは『千夜一夜物語』の「アラジンと魔法のランプ」の物語が基となっている。

もともと中東地域で口伝えで語られていて、原著者不詳。そこがまた神秘的で、驚嘆と教えに満ちた作品である。

 

千夜一夜物語 ―まんがで読破―

千夜一夜物語 ―まんがで読破―

  • 発売日: 2013/06/28
  • メディア: Kindle