あなたは本当はどんなふうに暮らしたいですか?
一度立ち止まって、あなた自身の「楽しい」を基準に考えてみませんか。
「他人に何とかしてもらいたい」と考えるのではなく、「自分の力で変えていこう」という考え方に変えていきましょう。
本書では、そもそも豊かな人とはどんな人なのか、正しいお金の使い方、貯め方、自分の気持ちとの向き合い方、自由な働き方を、著者とともに考えていきます。
著書がおすすめする働き方は、「教える仕事をする」ということです。
難しい技術などでなく、自然に自分がやってきたことやできることで、「本当に価値があることだから、人に伝えたい」と思えるものをみつけて、教えていく。
人に教えるのに、プロ並みのスキルを備える必要はありません。むしろ「近くにいるちょっと詳しい知人に聞く」くらいの感覚がちょうどいい。友達など、10人くらい集まった中で、自分が一番できるくらいのレベルで十分です。
教える仕事を始めたことで、著者の周りには素敵な人がどんどん集まってきたそう。教える立場になると「色々な人と付き合わなければいけない」という印象があるかと思いますが、そんなことはなく、自分のノウハウを「教えたい」と思う人だけに教えれば良いんだとか。
そして何よりも大切なことは、自分から与えていくこと。
自分から与えていくことで、人から大きなお返しをいただけることが多くあります。多くの人は受け取ったものに対して、「感謝の気持ちを伝えたい」「何かを返したい」という気持ちになります。感謝の気持ちが生まれることで、お互いが「この人との関係性を長く保ちたい」と思い、つながっていくのです。
幸せのカタチは人によってそれぞれです。
誰かが作った固定概念に縛られている人もいるのではないでしょうか。
有名大学に合格すれば幸せ、結婚すれば幸せ、お金持ちになれば幸せ、、、
そんなことはないはずです。
一度立ち止まって、「自分サイズの幸せ」を考えるところから始めてみませんか。