天才には根本的な能力では太刀打ちできない。ではどうしたらいい?物事を客観的に正確に判断し、天才でも引っかかるバイアスを避け続ければいいんだ。
私たちは、天才には勝てない。特殊相対性理論のような理論を頭でイメージすることも出来なければ、「モナ・リザ」のような後世で語り継がれるような絵を描けるわけでもない。その中で私たちは「自分で考えていく力」を正しく身につけないといけない。
私達はスキーマという色眼鏡を通して物事をみている。時にはこのスキーマが速攻で判断を助けてくれるのだが、時には誤った判断をしてしまうことがある。
例えば、見た目だけで相手を判断してしまうステレオタイプだ。人間は大体7秒ぐらいで、相手を判断している。イケメンや美女であれば、中身まで優秀で仕事も出来ると思ってしまうのだ。
逆に相手が、少し太っている人だと仕事が出来ないと判断してしまうのだ。
これは人間に備わった武器でもあるため、根本的に無くすことは難しい。そこでクリティカルシンキングである。見た目で判断した際に、本当にこれは事実なのか?証拠はあるのか?自分はステレオタイプのバイアスにはまっていないか?と考え直すことが大事なのだ。
このようにバイアスから逃れるために、クリティカルシンキングが必要であり、天才にも勝てる唯一の方法でもあるのだ。バイアスは数多くある。そして、人間はバイアスにすぐ引っかかる。この書評を書いてる私も今バイアスにかかっている可能性はある。バイアスを逃れるには客観的な視点が必要なのだ。
人間はバイアスに必ず引っかかる。バイアスを逃れたい、天才に勝ちたいと思う方はぜひ読んで欲しい。また、この本では『OL進化論』という漫画を題材にしている。このマンガが好きな方にもおすすめである。著者は知覚心理学者の道田さんと、教育心理学者の宮元さんである。
クリティカルシンキングは、最近かなり世界的にも注目されている。自分で考え続けることが、人生を豊かにする。頭フル回転で、天才に打ち勝つため、是非ともこの本を読んでみてほしい。